2026年1月16日金曜日、東京大学生産技術研究所の岡部徹教授が主催するセミナー「レアメタルのサプライチェーンと今後の動向」が開催されます。このセミナーは、レアメタルの需要、供給、生産、そしてリサイクルについての深い理解を促進することを目的としています。
最近の動向として、脱炭素社会を目指す世界的な取り組みが進んでおり、自動車の電動化や再生エネルギーの利用が拡大しています。これにより、レアメタルの需要が急速に増加しており、それに伴って新たな精錬技術やリサイクル技術の開発が求められているのです。
また、ウクライナ危機から派生した国際的な緊張によって、特にロシアや中国からのレアメタル供給が不安定になる懸念も広がっています。このような背景から、資源セキュリティという観点からも、レアメタルの供給を多様化させることが必要だとされています。
セミナーでは、まずレアメタルとは何か、その概論について説明されます。次に、特に自動車用のレアメタルがどのように活用されているか、米中間の対立がどのようにサプライチェーンに影響を与えているのかも探ります。
さらに、レアメタルの採掘や精錬過程によって引き起こされる環境問題も重要なテーマとなります。これらのプロセスは、自然環境に深刻なダメージを与えることがあるため、リサイクルの重要性が再認識されています。
岡部教授は、レアメタルの供給におけるボトルネックやリサイクル技術に関する具体例を示しながら、困難なジレンマについても語ります。これにより、参加者はレアメタル問題の複雑さを理解できるはずです。
このセミナーには会場参加とともに、Zoomを通じてのライブ配信やアーカイブ視聴も可能です。日時は2026年1月16日、午後1時から3時まで。会場は紀尾井フォーラム(東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート1F)です。
セミナー終了後には質疑応答と名刺交換の時間も設けられているため、専門家と直接に意見交換を行う貴重な機会となるでしょう。これを機会に、レアメタル関連の知識を深め、業界内のネットワークを広げていくことをお勧めします。
お問い合わせは、新社会システム総合研究所(SSK)まで。電話やメールによるご連絡をお待ちしております。SSKでは、法人向けに高品質なビジネスセミナーを年間約500回開催し、経営戦略やマーケティング、テクノロジー情報を迅速に供給しています。私たちと共に、未来のビジネスの成功を見据えた一歩を踏み出しましょう。