たった2年で見つけた、私らしい生き方
フリーランス登山家、久々江美都の新著「たった2年で百名山を完登して見つけた、自分らしく生きる道『やまこびと』」が2024年12月13日から発売される。この雑誌のタイトルは、彼女の2年間の奮闘を象徴している。本人がすべての記録を纏めた132ページの特別な一冊には、登山の魅力だけでなく、自己発見の旅も詰まっている。
『やまこびと』の内容
この雑誌は、百名山の魅力や登頂の体験を中心に構成されており、国内屈指の名峰を紹介している。著者は、深田久弥が選りすぐった百名山を、約2年という短期間で全て登り切った。その間に彼女が感じたことや出会った人々とのエピソードが、生き生きと描かれている。
これまでの百名山紹介とは異なり、英語と日本語の両方で構成されている点も特筆すべきだ。特に、「日本には富士山だけでなく、素晴らしい山々が存在することを、海外の山好きに伝えたい!」という情熱が感じられる。
百名山を制覇するための想い
この雑誌を執筆する中で、久々江は自らの挑戦に向き合った。会社員からフリーランスデザイナーへと転身し、時間を惜しむことなく山に没頭した結果、この2年間で百名山を完登することができた。そして、彼女はその収益を山の保全に寄付することを決意した。山との関係を大切にし、「山に学んだことは山に還したい」という思いを、実際の行動で示している。
『やまこびと展』の成功
さらに、彼女の出版を祝う特別個展『やまこびと展』が日本全国で開催され、約250名もの来場者が集まった。この展覧会では、登山で使った道具や、著者が撮影した美しい山々の写真を展示し、訪れた人々が直接、その魅力に触れる機会を提供した。参加者たちは、「山への興味が湧いた」「自分も挑戦してみたい」といった声を上げ、久々江の旅が多くの人々にインスピレーションを与えた。
山登りの魅力と実用情報
百名山についての実用的な情報も収録されている。著者は、登頂にかかる予算や使用した道具等を詳しく紹介し、視覚的に理解しやすい内容を心がけている。自然を大切にする意義や、山登りを通じて得た人生の教訓は、多くの読者にとって貴重なメッセージとなるだろう。
読者へのメッセージ
この雑誌は、自分の好きなことに熱中する楽しさを伝え、読者が自らの人生に挑戦する励みになればと願っている。久々江は、「普通のフリーランスデザイナーだからこそ、多くの人に共感してもらえる挑戦を描きたかった」と語っている。誰もが抱える挑戦心を引き出し、次の一歩を後押ししてくれる一冊となるに違いない。
これからの季節、彼女の体験と情熱が詰まった『やまこびと』を手に取り、山の魅力を再発見する素晴らしい機会にしてほしい。ぜひ彼女のInstagramもチェックして、彼女の冒険に触れてみてほしい。
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