秋田県デジタル人材育成プログラム「アカデミー」が開講
秋田県は、2022年度より掲げた「~大改革の時代~新秋田元気創造プラン」の一環として、デジタル化を推進しています。その中でも注目すべき取り組みとして、「あきたデジタルアカデミー」が2024年9月に開講します。このプログラムは、デジタル社会で活躍できる人材を育成し、地域企業との交流の機会を提供することを目的としています。
プログラムの全容
「秋田デジタルアカデミー」は、受講生がデジタルスキルを身につけることを通じて、地域課題解決に取り組むことができる人材として成長することを目指します。プログラムでは以下の内容が実施されます。
1.
ITパスポート試験対策講座(eラーニング)
- 国家資格であるITパスポート試験の対策を行い、デジタルの基礎を習得します。
2.
実践型研修
- デザイン思考を取り入れ、地域課題に取り組む解決策を立案する実践型の研修を行います。
3.
企業交流会
- 地域企業との交流を通じて、実際の業務に触れる機会を設けます。
これらの取り組みを通じて、受講生はデジタルスキルだけでなく、地域の課題を新たな視点で捉える思考力を身につけることができます。
プログラムの詳細
- - 実施期間:2024年9月から2025年1月まで
- - 対象者:秋田県内での就職希望者(大学生、専門学校生、離職者、在職者)、デジタル人材に興味がある方、ITパスポート試験に合格したい方
- - 開催場所:秋田市内のコワーキングスペース「Connect Labo OMOCE(おもしぇ)」
- - プログラムサイト:あきたデジタルアカデミー
スケジュール
- - 9月9日:開講式(13時開講)
- - 9月28日:インプット講座(秋田県の課題理解、講演)
- - 10月26日:フィールドワーク(デプスインタビュー、現地視察)
- - 11月16日:中間成果発表(活動報告のプレゼンテーション)
- - 1月18日:最終成果発表会(地域企業との交流)
協力事業者・組織
本プログラムは、主催である秋田県の他、NTT東日本秋田支店やNTT DXパートナーなどの協力を得て運営されます。また、秋田銀行や秋田魁新報社などの地域企業とも連携し、地域の活性化を目指します。
これからの秋田県の未来を担うデジタル人材を育成するこのプログラムには、大きな期待が寄せられています。地域の課題を解決するために、新たな技術とアイディアを持った人材が誕生することを願っています。