新しいIoTサービス登場
2016-04-14 11:41:19
レンジャーシステムズとINGICSが提携、新たなIoTサービス『monoコネクト』を発表
新たな時代を切り開く『monoコネクト』
レンジャーシステムズ株式会社とINGICS Technologiesが協力し、新しいIoTコネクティングサービス『monoコネクト』を発表しました。このサービスは、IoT(Internet of Things)の普及を促進することを目指しており、デバイスの低価格化や柔軟なサービス設計を実現しています。本稿では、『monoコネクト』の詳細とそのへの期待を探ります。
IoTの成長と課題
IoTは、自動車や家電、ロボット、各種施設など、様々なモノがインターネットを介して情報をやり取りすることで、データの可視化や分析が可能になる革新技術です。しかし一方で、デバイスやネットワークの性能、新たに必要とされるサーバーの能力、そしてそれに伴う高額な導入コストが事業参入の大きな障壁となっています。このような背景を踏まえ、レンジャーシステムズとINGICSは協力し、新たなシステムを構築致しました。
『monoコネクト』の特長
1. 低価格デバイス
『monoコネクト』の大きな魅力は、そのコストパフォーマンスです。センサービーコンと専用ゲートウェイが低価格で提供されるため、これまでIoT導入をためらっていた企業でも手が出しやすくなります。これにより、導入コストの悩みを解消し、誰もがIoT事業に参入しやすくなります。
2. 自由なサービス設計
『monoコネクト』では、データ送信先や通信プロトコルの設定がウェブ上で可能です。顧客が自分でサービスを設計し、データの活用ができるため、従来のサービスプロバイダーに依存することなく、必要な機能を自らのニーズに合わせて調整できます。
3. リモート管理機能
専用ゲートウェイには、死活監視やリモート設定が可能な機能が標準装備されています。これにより、機器の管理が簡単になり、導入や運用の手間が大幅に軽減されます。データ収集から分析まで、一連の流れをスムーズに行うことが期待されます。
市場展開と未来の展望
レンジャーシステムズとINGICSは、今年度中に、ゲートウェイ5,000台、センサービーコン10,000台の販売を計画しています。これにより、国内のIoT市場にさらなる活性化を促すとともに、多くの企業が『monoコネクト』を通じて新たな価値を見出すことを期待しています。
イベントでの情報発信
『monoコネクト』は、2016年5月に東京ビッグサイトで開催される「JAPAN IT Week春」や「ワイヤレスジャパン2016」にて展示される予定です。来場者に向けたデモも行われるため、最先端のIoTソリューションに触れる良い機会です。注目のセミナーも用意されており、参加者は新たな知見を得ることができるでしょう。
企業情報
INGICS Technologiesについて
INGICSは、WiFiやBLEといった無線技術を基盤にした製品の設計、開発、製造を行う企業です。その技術力は高く評価されており、ここから派生するソフトウェアやハードウェアは多くの産業で利用されています。
レンジャーシステムズについて
レンジャーシステムズは、ITインフラの設計と構築を主力事業としており、特にMVNO構築においてトータルサポートが可能な企業です。多様な技術と深い専門知識を持つ同社は、常に新たなプロジェクトに挑戦し続けています。
詳細については、【monoコネクトの公式ウェブサイト】(http://www.ranger-systems.co.jp/iot/)をチェックしてください。
会社情報
- 会社名
-
レンジャーシステムズ株式会社
- 住所
- 東京都港区新橋2-6-1さくら新橋ビル6F
- 電話番号
-
03-6257-1850