株式会社ラック、新たな支援サービスを発表
株式会社ラックは、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)が進行する中、複雑化するIT環境に対応するためのコンサルティングサービスを新たに拡充しました。特に、ITガバナンスの強化を目的とした「情報セキュリティ・情報システム標準策定支援サービス」と「生成AI利用・開発ガイドライン策定支援サービス」を提供し、企業のリスク対策を強化します。
ITの活用が企業競争力を左右
企業がITを活用することは、競争力を向上させる重要な要因といえます。DXの推進は、業務効率化や顧客ニーズへの迅速な対応を実現するためのカギとなります。しかし、最新技術の導入が進むことで、システム開発の複雑化や短納期による混乱、品質低下といった問題が浮上しています。これに伴い、システム運用時のセキュリティ問題も増加しており、ITガバナンスの強化が企業にとって重要な課題となっています。
新サービスの特徴
1. 情報セキュリティ・情報システム標準策定支援サービス
このサービスでは、ITシステムのセキュリティ、開発、運用に関する標準を幅広く策定することが可能です。企業が抱えるガバナンス強化の課題に応じて、個別の標準策定にも対応しています。具体的には、次のような支援を行います:
- - 情報セキュリティ標準の策定
- - 情報システム開発標準の策定
- - 情報システム運用管理標準の策定
2. 生成AI利用・開発ガイドライン策定支援サービス
生成AIを導入する企業に対し、適切な利用ルールを整備する支援を行います。これには、生成AIを活用するためのガイドラインの策定が含まれ、チェックリストも提供され、サービスの管理項目やセキュリティ機能の確認を行うことができます。
- - 生成AIサービスの概要や利用ケース、想定リスクの定義
- - 生成AI使用時の管理策やセキュリティ対策
- - ITシステム開発および運用部門に求められる管理策
安定したIT運用の支援
ラックは情報セキュリティプランニングやインフラ設計支援、さらにIT-BCP策定支援といった多岐にわたるコンサルティングサービスで企業をサポートしています。新たに拡充されたサービスによって、企業はセキュリティリスクの低減に努めつつ、安定的なIT運用を実現することが可能になります。
株式会社ラックについて
創業以来、ラックはサイバーセキュリティやシステムインテグレーションにおいて高い専門性を誇り、日本の様々な業界の基盤となるシステムの開発に取り組んできました。近年では、AIやクラウドサービス、テレワークといったDX時代に対応したITサービスを展開しており、1995年には日本初の情報セキュリティサービスを開始しました。現在では国内最大級のセキュリティ監視センターを運営し、最新のサイバー攻撃対策に努めています。
ラックは、企業のさらなる発展を支えるためにこれからも革新を続けていくことでしょう。