過去最多130万人が来場した『バーチャルマーケット2024 Summer』の成功レポート

大盛況の『バーチャルマーケット2024 Summer』開催レポート

2024年7月20日から8月4日までの16日間、世界最大級のメタバースイベント『バーチャルマーケット2024 Summer』（通称：Vket）が、株式会社HIKKYの主催により開催されました。このイベントには過去最多となる130万人以上が来場し、メタバースの魅力を存分に体感しました。

来場者数とトレンド獲得

開幕初日の7月20日には、X（旧Twitter）でのトレンドで日本国内1位、世界2位を獲得し、多くのメディアで取り上げられるなど、盛況なスタートを切りました。会期中にはVketに関連する投稿が6万件以上もあり、SNS上でも話題となりました。特に「#Vketはじまったな」のハッシュタグが人気を博しました。さらに、サントリーと共同でギネス世界記録に挑戦し、1時間で最も多く投稿されたアバター乾杯の写真によるギネス記録を樹立したことも、イベントのハイライトの一つです。

出展社の取り組み

今回のVketには、約85社の企業やIP、1,000以上の一般サークルが出展しました。VR会場は、パラリアルドバイ、パラリアル横浜、パラリアル大阪の3つの会場を用意し、一般サークル出展会場も23の会場が設けられました。

サントリー

サントリーはブースでノンアルコール飲料の魅力を体験できるコンテンツを提供し、来場したアバターが実際に乾杯する体験を提供しました。また、ギネス記録への挑戦も成功し、1,202件の投稿を達成しました。サントリーの代表者は「多くの方にノンアルコール飲料の魅力を伝えられた」と語っています。

花王

花王は、シンボルマーク「月」をテーマにしたVRブースで、臭いの王「臭王」を退治するディフェンスゲームを展開しました。このブースはSNSで話題となり、最も注目された出展の一つとなりました。

ダイキン工業

ダイキンも初出展し、特に若年層をターゲットにしたルームエアコン『risora』の体験コンテンツを展開しました。人気のキャラクター「ぴちょんくん」が登場するゲームは、多くの来場者に楽しんでいただけました。

UUUM

UUUMは、「オリジナルメタバースBar」をオープンし、所属クリエイターと直接触れ合えるイベントを開催しました。リアルでも直接会える体験を提供し、ファンとの絆を深める場となりました。

地域の魅力発信

焼津市と浜松市も特産品や観光名所を紹介するブースを展開し、各地域の魅力を多角的に発信しました。焼津市はドローンによる360度映像、浜松市はうなぎをテーマにした体験コンテンツを用意し、多くの来場者が興味を示しました。

新たな取り組み

さらに、プレイヤー同士が協力して挑むレイドバトルや、ホラー要素満載の新たなブースも登場しました。来場者による交流が生まれたことで、普段は味わえない没入感を体験できました。特にホラー作家の協力によるブースは人気を集め、多くの来場者がその独特な世界観に引き込まれました。

まとめ

『バーチャルマーケット2024 Summer』は過去最大の来場者数を記録し、企業や地域が一体となって多様なコンテンツを提供した成功事例となりました。メタバースの可能性を広げるイベントであると同時に、今後の展開が非常に楽しみな内容でした。
次回の開催は2024年12月に予定されていますので、さらに進化したバーチャルマーケットの世界を期待しましょう。イベントへの出展も広く募集中です。お見逃しなく！