セミナー概要
9月8日(月)、日本計画研究所(JPI)が主催するセミナーにて、持続可能な航空燃料(SAF)に関する最新情報が発表されます。このセミナーには、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構の矢野貴久氏を迎え、SAFの重要性や技術開発の動向を解説していただきます。
航空業界のカーボンニュートラルへの挑戦
航空業界は2050年のカーボンニュートラル達成を目指し、持続可能な航空燃料(SAF)の導入が急務です。SAFは二酸化炭素排出量の削減に寄与する技術であり、国際民間航空機関(ICAO)が定めるCORSIA制度によって、2027年度以降には多くの国の航空会社が排出量削減に取り組むことが義務付けられています。セミナーでは、SAFの基本的な定義や製造技術、国内外の動向について詳しく解説されます。
セミナーの内容
1. SAF開発の背景と利点
講演はSAFの基本的な理解から始まります。SAFは、再生可能な原料から製造され、航空機の運行に使用される燃料で、温暖化対策に貢献します。これにより、航空業界の持続可能性が高まります。
2. SAF製造プロセスと供給の課題
SAFの製造には、さまざまな原料を使用することができますが、それに伴って供給の課題も存在します。燃料規格(ASTM D7566)や認証制度についても触れ、国内外のトレンドを分析します。
3. NEDOの技術開発支援
NEDOはバイオジェット燃料の生産技術開発に関与し、さまざまなプロジェクトを通じて技術の進歩を支援しています。具体的な実証試験や、新しいサプライチェーンモデルの構築に向けた取り組みについても紹介されます。
4. 今後の展望
SAFの製造と供給体制を整えるための具体的な施策についての解説も行われます。これにより、SAFの安定的な生産が期待されます。
5. 質疑応答と交流会
最後に、参加者からの質問に対し講師が回答するセッションがあります。また、参加者同士の名刺交換や交流会も設けられており、新たなビジネスチャンスを生む場としても非常に有意義です。
受講方法と詳細
参加者は現地参加、ライブ配信、またはアーカイブ配信からご都合に応じて選ぶことができます。受講料は、通常37,700円(税込)で、団体の場合割引が適用されます。地方公共団体関係者向けの特別オファーもあり、幅広い参加促進を目指しています。
詳細やお申し込みは、
こちらからご確認ください。興味のある方はぜひご参加ください。新しい知識を得るだけでなく、専門家とのネットワーキングの場としても貴重な機会です。
お問い合わせ先
株式会社日本計画研究所
106-0047 東京都港区南麻布5-2-32 興和広尾ビル
TEL: 03-5793-9761
FAX: 03-5793-9767
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