中高年向けの新サービス「Career Release 40」始動。転職市場の壁を打破する

中高年向けインターネット転職サービス「Career Release 40」

2014年12月17日、株式会社ルーセントドアーズが運営する新しい転職支援サービス「Career Release 40」が開始されました。このサービスは、特に35歳以上の中高年層のビジネスパーソンを対象にしたもので、採用市場において年齢に起因する壁を取り払うことを目的としています。

中高年の転職課題

日本の転職市場では、実力を評価される前に年齢によって不利益を被ることが多くあります。多くの企業が年齢を重視するあまり、経験豊かなアラフォー世代の素晴らしいスキルや実績を見逃してしまうことが現実です。これに対抗する形で、Career Release 40は「職歴打診」システムを導入し、ミドル世代の可能性を最大限に引き出すことを目指しています。

サービスの特徴

Career Release 40は、匿名性を重視したレジュメ登録を行うことで、求職者の個人情報を守ります。登録された職務経歴はデータベースとして管理され、ルーセントドアーズ独自のマッチングエンジンにより、企業に効率的に打診されます。求職者に興味を持つ企業が見つかれば、ルーセントドアーズが求職者にその意向を伝え、面談の意思を確認します。

このプロセスにおいて、求職者と企業が双方の意思で合意に至った場合、より円滑な転職活動を行うために「人材紹介契約」を結び、面談から内定受諾までを全面的にサポートします。

代表者のビジョン

代表の黒田真行氏は1988年にリクルートに入社後、転職支援サービスにおいて豊富な経験を積んできました。長年にわたる業界での知見を生かし、中高年層の人材が蓄積したスキルや経験を企業にしっかりとアピールできるプラットフォームを提供することが、彼の強い願いです。彼は関西大学法学部を卒業後、リクルートキャリアでさまざまなプロジェクトを手掛け、人材業界のトップとして活躍してきました。

新たな出発に向けて

Career Release 40は、日本の転職市場において中高年層が新たなキャリアの扉を開けるための重要な一歩となるでしょう。年齢にとらわれない職業人生を築くための実力を持つミドル層が、企業の次世代リーダーとしての役割を果たしていくことを期待しています。このサービスは、中堅中小企業が優秀な人材と出会える場を提供し、双方に対する新たな可能性を広げることを目指しています。

いまだ変化の途中にある日本の労働市場において、Career Release 40がどのように中高年向け転職の風景を一変させるのか、今後の動きに注目です。