movelが狙う新たなショートドラマの波
株式会社movelは、東京・渋谷を拠点にするクリエイティブ集団です。SNS支援に特化した同社が、成長を続けるショートドラマ分野に力を入れることを発表しました。この事業体制の強化により、movelは急速な拡大を続けるショートドラマ市場で、視聴数と話題性の高いコンテンツを生み出していくことを目指します。
目指すは「SNSで話題を生むショートドラマ」
movelは、SNSを通じてクリエイティブを発信する企業として、多くのブランドや企業のSNSプロモーションの支援を行ってきた実績があります。その中で、特にZ世代向けのトレンドに敏感なクリエイターたちの感性を活かし、様々な業種の企業に配慮したコンテンツを制作しています。これは、ただの広告ではなく、視聴者に共感を呼ぶストーリー性や感情に響く要素を重視しています。
2024年には、新たにTikTokやInstagram Reels、YouTube Shortsといったプラットフォームでのショートドラマ制作をスタートさせる計画です。movelの制作チームは、制作だけでなく、SNSプロモーションとの連携を通じて、ターゲットとなる視聴者に対して意図的に話題を流布させるためのプランを設計します。こうした取り組みにより、彼らのドラマは配信パートナーからの高評価を得ているのです。
ショートドラマ事業の特長
movelのショートドラマ事業は、以下の特徴があります。
1.
トータルプロデュースによる話題拡散
SNSでの話題拡散のプロセスを事前に設計し、ドラマ制作の全工程を一貫して行います。これは、SNSでの拡散戦略を加味した企画から初め、制作後も効果的なプロモーションへとつなげることで、視聴者の興味を引くコンテンツを提供するものです。
2.
ショートドラマとSNSの融合による独自の企画力
短い時間での視聴が求められるショートドラマの視聴者にマッチした脚本やシーン設定を行い、SNSユーザーの行動心理を考慮したクリエイターたちが最適なプロモーション方法を計画します。
3.
プロの集結による高いクオリティ
平均年齢21.5歳の若いクリエイターたちが集まり、「今」求められているコンテンツを生み出します。ストーリーライン、キャスティング、音楽、編集技術など、あらゆる面でSNSでの話題化に必要な要素を組み込みます。このようにして、ショートドラマは単なる娯楽を超え、SNSを通じて多くの人々に共感をもたらすコンテンツとなるでしょう。
体制の強化
今回の事業体制強化によって、COOの内堀拓海が事業統括責任者に任命され、新たにチーフクリエイターの菊池亜実がプロデューサーとして加わります。これにより、movelはSNSでの話題拡散力を一層高め、今後の展開に期待が寄せられています。
コメント
内堀拓海は「私たちはSNSを起点に感動を生み出すクリエイティブ集団として進化を続け、自社の強みを生かしたショートドラマコンテンツを追求していく」と述べています。また、菊池亜実も「ショートドラマとしての没入感や共感をテーマに多くの人の心に残る作品を目や耳を引く一瞬を大切にしていきたい」と意気込みを語りました。
movelは今後もSNSを通じて新しい価値を提供し、視聴者の感情を動かすような魅力的なコンテンツを生み出していくことが期待されています。