最優秀チーズ決定!
2021-11-15 17:22:30

第13回ALL JAPANナチュラルチーズコンテスト、224品から最優秀チーズが決定!

第13回ALL JAPANナチュラルチーズコンテストの成功



2023年11月9日、東京都千代田区のUDXシアターで「第13回ALL JAPANナチュラルチーズコンテスト」が開催されました。コロナウイルスの影響が続く中、過去最多の96工房から224品がエントリーし、その中から最優秀チーズが決定されました。本年のコンテストは、公開審査や試食会を中止し、オンライン配信を取り入れた新しい形での開催となりました。

審査には、特別審査員としてタレントの井上咲楽さんも参加。彼女のプログラムでは、国産ナチュラルチーズの魅力が語られ、多くの視聴者が興味を引かれました。今回の参加者は、新型コロナの影響を受けながらも、チーズの品質向上に情熱を注いでいます。

今回の受賞作品



受賞者の中でも特に注目されるのは、農林水産大臣賞に輝いた丹波チーズ工房の「蔵熟成ゴーダ」。特に、代表の婦木敬介さんは自身の経験を語りながら、家族の支えに感謝し、受賞を祝福しました。他にも農畜産業振興機構理事長賞や中央酪農会議会長賞を受賞した工房も存在し、それぞれが独自の技術と情熱を持ってチーズ作りに取り組んでいます。

審査委員長の田中穂積氏は、参加者の品質の高さに感銘を受け、特にトライアル部門への出品が増加したことを嬉しく思っています。この傾向は、たゆまぬ創意工夫と独自のチーズ開発への意欲を反映しています。

世界とのつながり



また、このコンテストを通じて、賞を獲得した工房は来年3月のWorld Championship Cheese Contestへの出品も期待されています。日本のチーズが国際的に評価されていることが示される出来事でもあり、特に最近スペインで開催されたWorld Cheese Awardsにおいても、日本から14品が入賞し、そのクオリティが証明されています。

参加した96の工房は、多種多様なチーズを製造し、地域ごとの特色を活かした独自の味わいを提供しています。それぞれの工房の情熱が、コンテストを通じて多くの人々に知られることにつながります。

コンテストの意義



今回の「ALL JAPANナチュラルチーズコンテスト」は、国産チーズの技術評価や情報交換の場を提供することを目的としています。生産者や研究者、料理専門家、流通業者が一堂に会し、ナチュラルチーズの消費拡大を目指しています。これにより、日本の気候に適した独自のチーズ開発が進むことが期待されています。また、コンテストに参加することによって、新たな出会いやアイデアが生まれ、日本のチーズ文化がますます豊かになるでしょう。

結語



第13回ALL JAPANナチュラルチーズコンテストは、チーズに情熱を注ぎ続ける生産者たちの姿を多くの人々に伝える場となりました。特に、コロナ禍の中でも多くの工房が参加し、質の高いチーズが生産されている現状は、日本のチーズが今後もさらなる発展を遂げていくことを示唆しています。今後の横展開や国際大会への参加においても、日本のチーズが輝きを放つことが期待されます。

会社情報

会社名
一般社団法人中央酪農会議
住所
東京都千代田区鍛冶町2-6-1堀内ビルディング4F
電話番号
03-6688-9841

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。