#世界遺産 #浙江省 #アジア競技大会

中国浙江省が日本観光ショーケースで文化の魅力を発信

2023年、関西の大阪で開催された第一回日本観光ショーケースにおいて、中国から唯一の出展となったのが浙江省でした。このイベントは「旅のチカラで日本を元気に」をテーマに、日本国内の旅行魅力を発信し、将来のインバウンド回復を目指して行われました。出展団体は150にのぼり、各地域の特色ある魅力がブースで展示されましたが、特に浙江省は日本におけるその独自の文化の素晴らしさを訴求しました。

浙江省は「詩畫浙江（詩と画の地域）」としても知られ、長い歴史の中で数多くの文化人を生み出してきました。特に杭州市は2000年以上の歴史を持ち、2007年に世界遺産に登録された「西湖」と「大運河」の2カ所があります。この地域は「世界で最も美しく華やかな都市」とも称されています。

展示では、浙江文化観光日本プロモーションセンターが現地の自然美や歴史的文化遺産をリアルに感じていただくためのPR動画やVR体験を提供しました。また、1000年以上の歴史を誇る民間手芸芸術である王星記扇子や温州刺繍などの無形文化遺産も紹介され、来場者の興味を引く工夫がなされました。そのほか、浙江省の伝統的な工芸品として知られる西湖シルク傘も展示され、目を楽しませていました。

さらに、ブースでは昔から中国に伝わる伝統的な遊び「投壺（とうこ）」が体験でき、来場者をもてなす一環として盛況を呈しました。このように、多彩な文化要素を用いて、日本における知名度の向上を図りました。

浙江省では、2022年9月に第19回アジア競技大会の開催を控えており、同大会を活用した認知度向上や観光促進が重要な課題です。大会のマスコットキャラクターを通じて、さらなる訴求力が期待されています。浙江省の文化や自然の魅力を体験する機会を、ますます多くの人々に提供していくことでしょう。

日本語での詳しい情報は、浙江省の公式サイトや関係企業のウェブサイトで確認できます。興味をもたれた方は、ぜひ直接訪問し、浙江省の魅力を実感してみてください。また、観光に関する商談やイベント制作の相談も、関連企業が対応していますので、興味がある方はお問い合わせください。

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