介護業界を革新！イーライフ社のロールプレイング大会で人材育成

介護業界をリードする革新的研修：イーライフ株式会社のロールプレイング大会

イーライフ株式会社は、神奈川県横浜市に拠点を置く福祉用具の貸与・販売、介護リフォーム、コンサルティングなどを手掛ける企業です。同社は、常に進化する介護業界において、社員の育成に力を入れています。その取り組みの一つとして、近年注目を集めているのが、社内で行われている本格的なロールプレイング大会「カレッジキング」です。

なぜロールプレイング大会なのか？

イーライフ社は、福祉用具の専門知識を習得するだけでなく、それを実践的に活用できる能力を重視しています。日進月歩で新しい商品が開発される福祉用具業界において、利用者の状況や環境に最適な商品を選定し、説明することは非常に重要です。

そのため、同社では独自の若手向け教育システム「CollegeE＋Jr」を導入。座学だけでなく、厳しいテストをクリアした者だけが営業エリアを持つことができる、実践的な研修を実施しています。そして、その成果を競い合う場として「カレッジキング」が企画されました。

「カレッジキング」：緊張感と熱気に満ちた舞台

「カレッジキング」は、CollegeE＋Jrを修了した社員が、ケアマネージャー役や利用者役のモデルを交え、ロールプレイング形式で福祉用具の選定や説明スキルを競う大会です。

一次ラウンドでは「オススメする福祉用具」をテーマに3分間のプレゼンテーションを行い、決勝ラウンドでは「介護ベッドの説明から床ずれ防止用具選定」という実践的なテーマに挑戦します。外部審査員も加わり、厳正な審査が行われます。

第1回大会：見事な優勝と成長への誓い

第1回大会では、入社2年目の横浜営業所社員、中川海友さんが優勝しました。彼女の優勝の要因は、利用者目線に立った分かりやすい説明と、見やすく工夫されたチラシでした。

中川さんはインタビューで、「営業所の皆さんに良い結果を持ち帰ることができて嬉しいです。フィードバックを参考に、さらに成長していきたい」と語っています。練習方法について、「営業所の皆さんに協力してもらい、何度もロールプレイングを繰り返しました。時間制限を守る練習も欠かせませんでした」と話していました。

大会を通して、彼女は限られた時間での情報伝達、アピール方法、そして、相手に緊張感を与えないコミュニケーションの重要性を学びました。また、他の参加者からの学びも多く得られたそうです。

大会主催者と営業戦略責任者の声

大会主催者であるCollegeE＋Jr責任者の安部さんは、「社員の自信をつけるため、そして『あの経験をしてよかった』と思える大会にしたかった」と開催の目的を語っています。

大会を通じて、社員の自信と技術の向上を実感したと述べ、参加者の表情の変化にも注目していました。「やり切った顔」を見て、今後の更なる成長に繋げていきたいと考えています。新入社員を参加者として見学席に配置した理由について、「次はあなたの番です！」というメッセージを込めたと説明しました。

営業戦略責任者である大鳥さんは、同社の育成方針として「強みを活かす」ことを挙げています。個々の強みを伸ばすことに重点を置き、本人の意欲を尊重した育成を行っているとのこと。今回のロールプレイング大会も、社員の潜在能力を引き出す取り組みの一つとして位置づけています。

未来へ向けた挑戦

第2回大会は11月開催予定です。さらに発展させ、見学者の採点を取り入れるなど、より盛り上がりを見せる予定です。イーライフ社の挑戦は、介護業界の未来を明るく照らしていくでしょう。

企業情報

E-LIFE株式会社

本社所在地：神奈川県藤沢市羽鳥1丁目
横浜営業所所在地：神奈川県瀬谷区三ツ境2-1 相鉄ビルB棟
電話：045-520-3387
FAX：045-520-3544
設立：2016年2月
資本金：13百万円
* ホームページ：https://e-lifecare.com/