緩和ケアに寄せる思いを募集中！その経験が未来を変える

緩和ケアの重要性とは

2022年1月18日、特定非営利活動法人日本緩和医療学会（JSPM）が、重要な取り組みとして「緩和ケアがあってよかった」というテーマの体験談募集を発表しました。この活動は、緩和ケアの正しい理解を広げると共に、実際に利用した方々の声を届けることを目的としています。

背景と目的

多くのがん患者さんは、緩和ケアについて不安やネガティブなイメージを抱えていることが実際に見受けられます。医療者による情報提供が十分でないため、患者やその家族が具体的な期待やメリットを理解しきれていないことがあるのです。この状況を改善するために、JSPMは実際の体験談を広く募集し、その声を通じて緩和ケアの意義を伝えることを目指しています。

募集要項

参加者には、以下のテーマでご自身の体験を投稿していただきます。

- テーマ: 「緩和ケアがあってよかった」
- 投稿締切: 2022年1月26日（水）

体験談は、JSPMの特設サイト（こちら）から簡単に投稿できます。投稿された体験談の中から特に印象的なものは、映像化されてJSPMの公式YouTubeチャンネルにて公開される予定です。これにより、より多くの人々に具体的な体験の声を届け、緩和ケアに対する理解の向上を図りたいと考えています。

体験談の重要性

患者の皆様から寄せられた体験談は、全て真摯に受け止められ、今後の活動や施策に活かされます。それぞれの声が、同じような境遇の患者やその家族にとって、大きな支えとなることが期待されています。人それぞれの体験が異なるため、多様な声を集めることが必要です。特に、ポジティブな体験を語ることで、緩和ケアへの偏見を打破する一助となります。