神奈川県がメタバースで「対話の場」を開催!
神奈川県は、教育環境の向上を目指して令和7年度のメタバースを活用した「対話の場」を開催します。この取り組みは、海老名市との協定に基づき、フルインクルーシブ教育の実現を目指すものです。特に、すべての生徒が個々のニーズに応じてサポートを受けることができ、共に学び合う学校を目指す取り組みとして位置づけられています。
開催概要
このイベントは、10月28日から11月28日までの期間中に実施され、参加者は自宅や好きな場所から自由に参加できる形式です。申込みが不要で、参加費も無料なため、誰でも気軽に参加することが可能です。特にメタバースを用いることで、物理的な制約を超えた新しい教育の場を提供します。
常設コンテンツ
イベント期間中は、様々な動画や資料が自由に閲覧可能です。中でも注目すべきは、神奈川県知事や教育長が登場するメッセージ動画、さらには著名人「奥山佳恵」氏との対談を含む動画も公開されます。また、人気VTuberがインクルーシブ教育について解説する動画も予定されており、新しい形での教育情報提供が期待されます。
個別プログラムの「対話の場」
さらに、期間中に10回の個別プログラムが設けられ、事前申し込みを通じて参加が可能です。各プログラムでは、多様なテーマが設定されています。例えば、11月1日には「授業×インクルーシブ教育」に関するセッションが行われます。ここでは、学校での授業がどのようにしてすべての子どもに適応できるかについての意見交換が行われます。
また、もう一つのテーマ「学校行事×インクルーシブ教育」では、学校行事がすべての生徒にとって楽しみの場となるための工夫や可能性について話し合う貴重な機会となります。これにより、参加者同士の意見が一つに集まり、次のステップへと繋がるきっかけを創出します。
これからの学校について
11月24日には「これからの海老名の学校について語り合おう!」というテーマで意見交換会も予定されています。今回の取り組みを通して、参加者が直面している課題やアイデアを持ち寄り、より良い学校環境へ向けた共創が行われることを期待しています。
詳細情報
この「対話の場」についての詳細や申し込み情報は、神奈川県教育委員会の公式ウェブサイトに掲載されています。リンクはこちらです:
メタバースを活用した「対話の場」
取材を希望される方は、問い合わせ先までご連絡ください。神奈川県教育委員会教育局インクルーシブ教育推進課まで、電話045-285-1007で受付を行っています。
メタバースを利用した新しい形の教育対話が、これからの教育環境にどのような影響を及ぼすか、興味深い取り組みです。参加を通じて、多くの人々が教育についての意識を深め、一緒に考えていくことが期待されます。