尾花大輔のルーツを探る展覧会『苦痛の記録』が渋谷PARCOで開催

尾花大輔のルーツを辿るインスタレーション『苦痛の記録』

2024年10月19日から11月4日まで、東京・渋谷PARCOのPARCO MUSEUM TOKYOにて、ファッションブランド「N.HOOLYWOOD」のデザイナーである尾花大輔氏による特別展『Daisuke Obana -Record of Distress 苦痛の記録-』が開催されます。この展覧会は、ブランド設立25周年を記念して開催され、尾花氏のファッションのルーツを探るインスタレーションとして注目を集めています。

展覧会の内容と背景

本展では、尾花氏がヴァintageショップ「go-getter」での経験を元に集めた約3000枚の古着の写真や、当時の仕入れ先を示した地図が展示されます。これらの資料は、尾花氏が20代前半に活動していた頃からのもので、彼の半生を物語る重要な記録となっています。写真は、当時のインスタントカメラで数年間にわたり撮影されたもので、地図はGPSもカーナビも存在しなかった時代のものです。

尾花氏にとって、この展示は自身の過去と向き合わせる機会であり、また来場者にとっても、ファッションがただのスタイルだけでなく、人生の過程や経験と深く結びついていることを感じることができる特別な体験となるでしょう。

併設される書籍と商品

さらに、展覧会に合わせて書籍『苦痛の記録』が先行発売されます。この書籍は、尾花氏が自身の経験や思いを綴ったもので、752ページにわたる内容が予定されています。定価は5000円（税抜き）で、特別にデザインされたDRAWSTRING BAGとのセット販売も行われる予定です。

また、会場限定のオフィシャルグッズや、N.HOOLYWOODのミリタリーコレクションライン「N.HOOLYWOOD TEST PRODUCT EXCHANGE SERVICE」の限定エディションも発売されます。これにより、ファンたちは普段手に入らないアイテムも入手するチャンスがあります。