フィジカルAIの自律点検
2026-11-05 11:32:32

マクニカとTGES、フィジカルAIによる自律点検の共同実証を開始

共同実証の概要


東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社(TGES)と株式会社マクニカは、フィジカルAIを使用したプラントおよびユーティリティ設備の日常点検業務の自動化に向けた基盤となる共同実証を開始します。この実証は、長年の経験を持つTGESと先進的なAI技術を有するマクニカのコラボレーションによって進められ、未来の点検運用モデルの確立を目指しています。

プロジェクトの目的


実証の主な目的は、人型ロボットの利用可能性を検討し、自律した点検業務を実現することです。初めに自律歩行などの基本動作から確認を開始し、将来的には巡回、情報収集、さらには設備操作まで動作範囲を拡大していく予定です。この過程で、TGESが半世紀にわたり鍛え上げてきた運用ノウハウとマクニカのロボティクス技術が融合し、点検業務の変革を目指します。

デジタルツインの活用


具体的には、実際の設備を3Dレーザースキャンでデータ化し、NVIDIA Omniverseを利用してデジタルツイン環境を構築します。このプロセスにより、現実のフィールドデータをシミュレーションに反映させ、仮想空間での学習と検証結果を実際のロボット動作にフィードバックします。これにより、ロボットの動作の精度向上を図りながら、さまざまな条件下でのシミュレーションを行います。

点検業務が抱える課題


プラントの安定運用には、日々の点検業務が不可欠です。しかし、24時間体制で稼働するプラントでは、点検を行う人員の確保、継続的な技能継承、夜間や休日の点検業務といった課題があります。これたちの問題に対処するために、単純にロボットに作業を代替させるのではなく、定型化された点検業務をロボットに任せることで、人間にはより複雑な判断が求められる業務に集中できる体制を築く必要があります。

役割分担


実証プロジェクトにおける両社の役割は明確です。TGESは、プラント現場の整備や要件定義を行い、現場のニーズに基づいた環境整備を担当します。一方、マクニカはフィジカルAIの実装支援やシミュレーション環境の構築を担当し、先端技術を持つ他社との提携も進めます。

今後の展望


このプロジェクトは2026年度内に実証計画を策定し、基本動作の確認から開始される予定です。今後の進展は、2030年頃を見据えたプラント設備の自律点検の実現に向けた道標となります。また、この実証から得られる知見は適用範囲の拡大にも寄与し、今後は他企業との協力も視野に入れています。

会社概要


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東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社
所在地: 東京都港区海岸1-2-3 汐留芝離宮ビルディング
代表者: 上中 孝之(代表取締役 社長)
設立: 2015年4月1日
事業内容: ガス・電気営業、エネルギー関連のエンジニアリング事業など

株式会社マクニカ
所在地: 神奈川県横浜市港北区新横浜1-6-3
代表者: 原 一将(代表取締役社長)
設立: 1972年10月30日
事業内容: 半導体やサイバーセキュリティ関連の輸入・販売、スマートシティ関連のサービス提供など
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会社情報

会社名
東京ガス株式会社
住所
東京都港区海岸1-5-20
電話番号

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