驚愕のドキュメンタリー映画『Black Box Diaries』が日本に上陸
いよいよ公開される衝撃の真実
伊藤詩織監督の初の長編映画『Black Box Diaries』が、12月12日(金)からT・ジョイPRINCE品川で上映されることが決まりました。この作品は、伊藤自身が経験した衝撃的な事件を基にした、強烈な社会的メッセージを持つドキュメンタリーです。
本作は、2015年4月に起こった同意のない性被害事件を起点に、伊藤がカメラを持ち、自己表現を通じてその後の心の葛藤や社会への向き合いを記録したものです。彼女が直面した様々な偏見や圧力、またそれに抗う姿は、観る者に強い影響を与えることでしょう。
国際的な評価を受けた作品
『Black Box Diaries』は、イギリスとアメリカとの国際共同制作で、2024年1月の第41回サンダンス映画祭のワールドシネマ・ドキュメンタリー部門に正式に出品される予定です。この映画は、数々の映画祭で高い評価を受けており、日本人監督として初めてアカデミー賞の長編ドキュメンタリー部門にノミネートされるという偉業も成し遂げました。
制作への想いと社会へのメッセージ
伊藤監督は、「この作品は私が被害直後に直面した現実を追って記録したものです。様々な壁を乗り越えて集めた真実のかけらをつなげたのが本作です。どうか私の名を一度忘れ、あなたの身近な人のこととして観てください。」と語っています。彼女が伝えたいメッセージは、沈黙を破り、次の誰かを守るための勇気となることです。
映画の印象的なビジュアル
今回公開されたビジュアルは、白を基調とし、作品タイトルの間から伊藤監督の複雑な感情が表現されています。これは、暗い過去を抱えながらも、真実が明るみに出ていくことを象徴しています。
多くの国での上映
本作は、すでに世界60か国以上で上映されており、日本では「日本公開版」として新たに編集され、多くの観客に衝撃を与えることが期待されています。伊藤監督は、今回の公開が新たな声を生むきっかけになることを願っています。
最後に
『Black Box Diaries』は、誰もが直面する可能性のある社会問題を真正面に捉えた作品です。公開が近づくにつれ、期待が高まっています。今冬、ぜひ劇場でこの感動的なドキュメンタリーを体感してください。