コーン・フェリーが発表した新ソリューション「Talent Suite」
グローバルな組織コンサルティングファーム、コーン・フェリーが日本市場向けに新しいソリューション「Talent Suite(タレント・スイート)」を導入しました。この新しいアプローチは、企業の人的資本経営をより戦略的に支援することを目指しています。
Talent Suiteの概要
「Talent Suite」は、企業が求める「ジョブ」に必要なスキルや責任を明確にするための10種類のモジュールから成るSaaS型アプリケーション群です。その主要な構成要素には、
- - Profile Manager:50年以上の研究に基づく10,000以上のサクセスプロファイルを提供。
- - Architect:組織・ジョブ設計を効率化し、戦略的な目標の達成をサポート。
- - Assess:社員の特性やスキルを定量的に評価し、キャリア開発に役立つ情報を提供。
このシステムでは、日本語、英語をはじめ、主要言語に対応しており、企業が国際的な視点を持つことも可能にしています。
データドリブンの人事戦略がもたらす利点
コーン・フェリーは、これまでのエグゼクティブ・サーチと組織コンサルティングで得た豊富なデータと経験に基づき、「Talent Suite」を構築しました。このシステムを利用することで、企業は柔軟で効果的な組織設計が可能となり、社員のエンゲージメント向上を図ることができます。
特に、ジョブに必要なスキルや資質を明確にすることで、人材の配置や採用がより合理的に行えるようになります。従来の経験則に依存しがちな人事オペレーションに対し、データに基づいたアプローチを導入することで、透明性の高い意思決定が可能になります。
Talent Suiteのモジュール詳細
1.
Profile Manager: ジョブ要件のカタログ化で3000万社の信頼性のあるデータを提供します。
2.
Recruit: 優秀な人材を効果的に見つけるためのプロセスを支援。
3.
Select: 適切な候補者とのフィットを評価するためのデータを提供し、情報に基づいた意思決定を促進します。
4.
Pay: 市場報酬データを提供して、報酬プログラムの透明性を確保。
5.
Listen: 社員の声を集め、組織パフォーマンスを向上させるための文化改革を支援します。
ソリューションの重要性
コーン・フェリーの専門家によると、「Talent Suite」は、適材適所の必要性が高まる中で、人事に関わる意思決定をデータで支えるための手段です。特に、新規事業や組織再編など、未経験の分野においてもデータに基づいた戦略的人事が企業の成功を左右する時代となってきています。
コーン・フェリーについて
コーン・フェリーは、単なるコンサルティングに留まらず、顧客企業の組織設計や人材育成、社員の処遇といった多岐にわたる課題に対して、戦略的なアプローチを提供するグローバルな組織コンサルティングファームです。
お問合せ先:
コーン・フェリー・ジャパン株式会社
マーケティング マネジャー 松田清史
連絡先: 070 3193 6371
Email:
[email protected]
この新しいソリューションを通じて、多くの企業が持続可能な成長を遂げることが期待されています。