オンラインで手軽に相談できる「ワンコイン保健室」新サービス登場

新しい産業保健サービス「ワンコイン保健室」

愛知県名古屋市に拠点をつくる「みんなの健康管理室」が、産業保健師によるオンライン相談を中心としたリーズナブルな産業保健サービス「ワンコイン保健室」の提供を開始しました。このサービスは、中小規模事業場を対象にし、健康管理をより手軽で効果的に行うための新しい試みです。

オンライン相談の重要性とニーズ

近年、メンタルヘルスへの注目が高まり、特にコロナ禍を経験した後は、企業の健康管理の必要性が広く認識されるようになりました。この流れの中で、「健康経営」という概念も浮上し、多くの企業が従業員の健康を重視した取り組みを行うようになっています。しかし、特に小規模な事業場にとって、産業医との契約は高額で、多くのケースで導入が難しい状況です。そこで、オンラインで手軽に利用できる「ワンコイン保健室」の需要が高まることは、自然な流れと言えるでしょう。

コストを抑えた新しい健康管理の形

「ワンコイン保健室」は、月額500円という手頃な価格で、オンライン相談を利用できるという特徴があります。このサービスは、保健師との対話を通じて、企業の健康管理をサポートします。特に、働き方の多様化に対応し、従業員がリモートワークを行っている場合にも、効果的にサポートができる点が評価されています。

また、同サービスには基本料金内で提携先の産業医による就業判定や、半年に一度の職場訪問が含まれています。この取り組みによって、小規模事業所でも安心して健康管理を進めることができるようになります。

年々重要性が増す産業保健

企業が健康経営に取り組むことは、単に法律的な義務を果たすだけでなく、従業員の生産性向上や離職率低下にもつながります。そのため、保健サービスへの投資は経営的な意味でも益を生むものとして認識されています。「ワンコイン保健室」は、専門の産業保健師が直接関わることで、さらに効果を高めることが期待されています。

サービス利用の流れ

「ワンコイン保健室」の利用を希望する方は、公式ウェブサイトから申し込みが可能です。問い合わせフォームを通じて連絡し、必要事項を記入するだけで登録が完了します。提供は2024年1月15日から始まりますので、企業の健康管理を新たなステージへと進める絶好の機会となるでしょう。

みんなの健康管理室について

「みんなの健康管理室」は、15年以上の経験を持つ産業保健師たちが集まり、企業の健康管理を支えるサービスを展開しています。従来の施設に囚われず、個々のニーズに合わせたサービスを提供することで、どの企業様に対しても柔軟に対応が可能です。今回は、特に産業保健が不足しがちな小規模事業所への新たな支援の一環として「ワンコイン保健室」が誕生しました。

この新しいサービスが、多くの企業にとって安心できる健康管理の一助となることを期待しています。