製造業DXとAI活用
2024-11-15 10:30:10

製造業DX推進ウェビナー開催:AIで生産性向上・属人化解消

製造業DX推進ウェビナー:AIで生産性向上、属人化解消を実現



2024年11月27日、株式会社テンダと株式会社システムインテグレータが共催するウェビナーが開催されました。テーマは「時代に取り残されないための製造業DX推進~AIで実現する属人化解消と作業効率の向上~」。製造業におけるDX推進、特にAI活用による生産性向上と長年の課題である属人化解消に焦点を当てた内容となっています。

ウェビナーの内容



ウェビナーでは、製造現場におけるAI活用の具体的な事例が紹介されました。株式会社システムインテグレータからは、AI画像認識技術を活用した外観検査システム「AISIA-AD」が紹介されました。このシステムは、従来人手で行っていた外観検査を自動化することで、検査精度向上と作業効率の大幅な向上を実現します。

一方、株式会社テンダからは、マルチデバイスマニュアル作成・共有システム「Dojoウェブマニュアル」が紹介されました。このシステムは、生成AIを活用することで、現場作業のマニュアル作成を効率化します。スマートフォンで作業手順を撮影し、音声認識機能で説明文を自動入力することで、簡単にデジタルマニュアルを作成できます。クラウド保存にも対応しており、パソコンのない現場でも容易にマニュアルを共有・活用できます。これにより、属人化された知識やノウハウをデジタル化し、誰でも容易にアクセスできる環境を構築できます。

AI活用による具体的な効果



両社のソリューションは、製造業における様々な課題解決に貢献します。具体的には、以下のような効果が期待できます。

生産性向上: AIによる自動化で、検査やマニュアル作成といった作業の効率が大幅に向上します。
属人化解消: 蓄積されたノウハウをデジタル化することで、特定の担当者に依存しない体制を構築できます。
人材育成: 新しい技術や知識を容易に習得できる環境が整い、人材育成にも繋がります。
コスト削減: 人件費や材料費などの削減効果が期待できます。
* 品質向上: 検査精度の向上により、製品の品質向上に貢献します。

Dojoウェブマニュアル:現場作業の効率化を実現



「Dojoウェブマニュアル」は、現場作業のマニュアル作成を容易にするシステムです。スマートフォンで動画を撮影しながら音声で解説することで、直感的に分かりやすいマニュアルを作成できます。パソコンがなくても使用でき、特に現場作業が多い製造業にとって、非常に有効なツールです。クラウド保存により、複数拠点での情報共有もスムーズに行えます。

まとめ



今回のウェビナーは、AI活用による製造業DX推進の現状と可能性を示すものでした。テンダとシステムインテグレータのソリューションは、製造業の抱える課題を解決し、さらなる発展に貢献する強力なツールと言えるでしょう。AI導入を検討している製造業にとって、参考になる多くの情報が提供されました。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
株式会社テンダ
住所
東京都渋谷区渋谷2-24-12WeWork渋谷スクランブルスクエア内
電話番号
03-3590-4110

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。