東北大学大関研究室が量子コンピューティングEXPOに出展

東北大学大関研究室が量子コンピューティングEXPOでの出展を発表

2021年10月27日から10月29日まで、千葉県幕張メッセで開催される「第2回量子コンピューティングEXPO【秋】」に、東北大学大学院情報科学研究科の大関研究室が出展します。このイベントは、オンラインとオフラインの両方の利点を活かし、来場者への感染対策に最善を尽くした形で行われます。

大関研究室は、現地に設けるアクリル板で区切った配信ブースから、様々な研究成果を紹介し、その内容をYouTube Liveを通じて発信します。この取り組みは、来場できない方々にとっても、リアルタイムで最新の研究を知る貴重な機会となるでしょう。

量子アニーリング技術の普及に向けた取り組み

大関研究室が主催する「量子アニーリングを利用した組合せ最適化問題の解法に関するチュートリアルおよびワークショップ」は、2021年5月からスタートし、全国の高校生や大学生、社会人を対象とした教育活動として注目を集めています。多くの参加者が集まり、量子科学技術への興味と理解を深めるきっかけとなりました。この展示会では、このイベントの成果として得られた研究活動の事例やアプリケーションも紹介します。

共同研究や新たな挑戦の場

また、2020年12月に設立された「量子コンピューティング共同研究講座」に参加する企業や、大関研究室が行っている量子アニーリング技術に関する共同研究の取り組みについても紹介する予定です。これにより、量子コンピューティングの可能性を探る新たな道が開かれることが期待されています。

EXPO特設ページの開設

なお、2021年10月26日より、EXPOの特設ページが研究室のウェブサイトにて公開されており、当日のプログラムやYouTube Liveのリンク等、詳しい情報が案内されています。興味のある方は、ぜひ訪れてみてください。

南東北の科学技術界が注目するこの展示会は、量子コンピューティングの魅力とその可能性を広く伝える貴重な機会です。今後の発展に期待が寄せられています。