岡山で国際文学シンポジウム開催
2026年2月11日(水・祝)、岡山市で「文学創造都市おかやま国際会議シンポジウム」が開催されます。これは、岡山市が2023年10月に日本初の「UNESCO文学創造都市」に選ばれたことを受けてのイベントです。本シンポジウムは岡山コンベンションセンターで行われ、文学に関するさまざまな議論や交流の場を提供します。
シンポジウムの背景
岡山市は、40年以上にわたって「坪田譲治文学賞」や「市民の童話賞」などの文学関連事業を続けてきました。近年では地域団体との共同企画が増え、地域の文学文化の発展を図っています。国際会議では、岡山市が行っている様々な試みを国内外に発信し、多様な文化交流を促進することを目指します。岡山市での「ユネスコ創造都市ネットワーク」関連の会議は初めての試みとなります。
シンポジウムの内容
シンポジウムでは、スコットランドのエディンバラから文学創造都市エディンバラ・ディレクターのハリエット・マクミラン氏が登壇し、エディンバラの年間600件を超える文学イベントの取組事例について紹介します。また、岡山市出身の芥川賞作家・小川洋子さんと、坪田譲治文学賞受賞作家の中脇初枝さんによる特別対談「創作の原風景」が行われる予定です。対談では、作家たちが自身の作品づくりで影響を受けた背景やルーツを探ります。
講演者のプロフィール
ハリエット・マクミランさん
エディンバラ・ディレクター。世界で初めて「ユネスコ文学創造都市」に認定されるエディンバラの取組を詳しく語ります。
小川洋子さん
岡山市生まれの小説家で、1988年にデビュー。代表作には『博士の愛した数式』『猫を抱いて象と泳ぐ』等があります。
中脇初枝さん
徳島県出身で坪田譲治文学賞を受賞した作家。創作と民俗学を融合した作品が評価されています。
参加申し込み方法
参加には事前申し込みが必要で、定員は500名(先着順)です。申し込みはインターネットまたははがきで行えます。期限は2025年12月1日から2026年1月15日までです。詳細な申し込み方法は以下のとおりです。
インターネット申し込み
はがき申し込み
以下の情報を記入して送付してください:
- - 氏名(ふりがな)
- - 住所(郵便番号)
- - 年代(例:40代)
- - 電話番号(携帯可)
- - 同伴者の有無(人数と同伴者の氏名、年代)
送付先は次の通りです。
〒700-0824 岡山市北区内山下1-3-7 県土連ビル2階
「文学創造都市おかやま国際会議シンポジウム事務局(ビザビ内)」宛
お問い合わせ先
シンポジウムに関する詳しい情報やお問い合わせは、以下の連絡先までお願いします:
電話番号: 086-803-1054(平日10:00~17:00)
国際交流の新たな一歩となるこのシンポジウムに、ぜひご参加ください。