2024年12月から2025年3月にかけて、東京と京都でモナコをテーマにした写真展が開催されます。これは、写真家の瀧本幹也氏の独自の視点から捉えたモナコの美しい風景を紹介するもので、展示作品数は東京が17点、京都が15点です。モナコ政府観光会議局が後援し、日本の人々がモナコの革新的で伝統的な魅力に触れることができる機会となります。
展示情報
東京 展示概要
- - タイトル: MONACO Azur(アジュール)
- - 会期: 2024年12月6日(金)から2025年3月9日(日)
- - 会場: ライカギャラリー東京(ライカ銀座店2F)
- - 営業時間: 11:00〜19:00(毎週月曜定休)
- - 電話: 03-6215-7070
京都 展示概要
- - タイトル: MONACO Gracieux(グラシュー)
- - 会期: 2024年12月7日(土)から2025年3月9日(日)
- - 会場: ライカギャラリー京都(ライカ京都店2F)
- - 営業時間: 11:00〜19:00(毎週月曜定休)
- - 電話: 075-532-0320
瀧本幹也氏のアプローチ
瀧本氏は、モナコの風景をモノクロデジタルとカラーのフィルムを用いて撮影しました。モノクロでは歴史的な建築や都市デザインを捉え、カラーでは紺碧の海や自然の美を強調しました。彼は「モナコという国には、自然の美しさ、歴史、そして革新が見事に調和している。この街を歩くことで、その多面的な魅力に触れられる」と語っています。
展示の意義
この展示は、ただの美しい風景を観ることだけでなく、観覧者に環境保護と伝統の大切さを再認識させることを目的としています。モナコは小さな国でありながらも、その美しい景色は人々の心を捉え、地球を守ることの重要性を静かに語りかけています。展覧会のキュレーター・太田菜穂子氏は、瀧本氏の写真は「この国に約束された未来の時間」が表現されていると述べています。
瀧本幹也氏の略歴
瀧本幹也は1974年に生まれ、1998年に写真家として独立しました。以来、広告写真や映画作品の撮影を手掛け、数々の受賞歴を持つ著名な写真家です。彼の代表作には『BAUHAUS DESSAU』や『SIGHTSEEING』などがあります。また、近年も国内外の展覧会に数多く出展し、作品は東京都写真美術館などに所蔵されています。
最後に
モナコの美しさを新たな視点で切り取った瀧本幹也氏の写真展。ぜひこの機会に、東京と京都でモナコの魅力を堪能してください。今後の開催を通じて、多くの人々にモナコの環境保護の取り組みや美しい景観の大切さを伝えることが期待されています。