農山漁村の課題解決を目指す新たな取り組み
2023年5月20日、農林水産省が農山漁村の課題を解決するための新プログラム「『農山漁村』インパクト創出ソリューション実装プログラム」の事業者募集を開始しました。この取り組みは、地域における農山漁村の課題解決に寄与することを目的としており、株式会社Ridiloverが運営を担っています。
プログラムの概要
本プログラムでは、全国からインパクト・ソリューションとして位置付けられる事業やサービスを募集し、その中から約10の取り組みを選定します。選ばれたソリューションは、農林水産省の公式ウェブサイトで公表され、具体的な実装に向けた支援が行われます。自治体などの活用希望者とのマッチングや実装に向けた積極的な支援が行われるため、地域全体の課題解決へとつながることが期待されています。
実装に向けた支援体制
選定された企業やサービスに対しては、地域の課題を的確に把握し、解決策を提示するための伴走支援が行われます。この支援には、資金調達や人材の確保など、事業化に向けた具体的な方法を提案し、協議を促進することも含まれます。また、関係者間の合意形成に向けては、引き続きインパクトを可視化するロジックモデルの作成も行われます。
各ソリューションについて、マッチングを通じて3つの地域に活用されることを目指しています。これは、将来的な共創に向けた具体的な方向性が決まっている状態として定義されており、地域の実情に応じた持続的な効果を生み出すことが期待されています。
今後のスケジュール
- - 募集開始日: 5月20日(火)
- - 応募締切: 6月23日(金)18:00まで
- - 結果通知: 7月上旬にソリューション提供企業等に通知。
- - シンポジウム発表: 7月中旬にピッチ登壇いかが行われ、その後、活用希望自治体等の募集が開始されます。
プログラムへの応募方法
参加を希望する事業者は、必要書類をダウンロードの上、事務局に提出する必要があります。資料のダウンロードリンクも用意されていますので、応募準備を進めましょう。応募に関するオンライン説明会を開催し、事前申し込みが必要です。説明会の実施日時は、5月22日(木)と5月26日(月)です。
事業者の要件と評価基準
本プログラムでは、有識者で構成される選定委員会による評価が行われ、申請者は以下の要件を満たす必要があります:
- - 農山漁村における課題解決策を持っていること。
- - 自治体との連携や実績があること。
- - ソリューションの持続可能性を示す必要があります。
各項目は高水準で評価され、特に「チャレンジ枠」として独自の視点を持った取り組みも選定される可能性があるため、斬新なアイデアを持つ事業者にとってチャンスです。
農山漁村が抱える課題
農山漁村は、都市部と異なり、高齢化や人口減少といった深刻な問題を抱えています。これに対して、地域の自然環境の保護や生活の質を維持するためにも、多面的な取り組みが求められています。具体的には、農業や漁業の振興だけでなく、国民全体の生活に必要な基盤を支えることが求められます。
お問い合わせ先
このプログラムに関する詳細は、Ridiloverの公式ウェブサイトまたは問い合わせ先までお気軽にご連絡ください。リディラバは、社会課題の解決を目的として活動する企業であり、全国各地の農山漁村における持続可能な発展に寄与することを目指しています。関心のある事業者は、ぜひ参加をご検討ください。
【会社概要】
- - 社名: 株式会社Ridilover
- - 設立: 2013年
- - 所在地: 東京都文京区本郷3-9-1 井口ビル2階
- - URL: Ridilover公式サイト