宇川直宏のプロジェクトにKonelが参加!
現代美術家の宇川直宏氏が主催するプロジェクト「AI中原昌也『声帯で小説を描く!』」に、クリエイティブカンパニーKonelが参画することが決まりました。このプロジェクトでは、作家・中原昌也氏のデジタルツインとして機能する「声帯AI」を開発し、2026年2月の「DIG SHIBUYA」イベントでの展示を担当します。
新たな創作の形を模索
このプロジェクトの中心となるのは、中原昌也氏が自身の「声帯AI」と対話しながら新作小説を共作するという全く新しい創作手法です。「SPEECH TO SPEECH」と称されるこのアプローチは、文字を書くのではなく、音声を用いて物語を描くことに焦点を当てています。
中原氏は過去に脳梗塞を患い、重度の障害を負っています。これに対抗すべく、宇川氏は生成AI技術を駆使し、中原氏の創造力を解放するプロジェクトを立ち上げました。Konelは、中原氏の小説や自伝に基づいたデータベースを構築し、声帯AIの開発に取り組んでいます。
プロジェクトの背景
中原昌也氏は三島由紀夫賞を受賞した作家であり、同時にミュージシャンでもあります。しかし、糖尿病の合併症によって脳梗塞となり、厳しい障害を抱えることとなりました。彼の友人である宇川氏は、中原氏の創造性を取り戻すために、AIを駆使して施策を考えました。これによって、重度の障害を持つ作家が新たな形で表現できる道を探し出そうとしています。
声帯AIの開発
Konelが構築する声帯AIは、中原氏が過去に発表した全ての作品やインタビューのデータを集約し、AIが彼の思考を模倣できるようにするものです。この声帯AIが実際に中原氏と対話しながら新たな物語を創出する様子は、特に注目されるでしょう。
プロジェクトの展望
本プロジェクト「声帯で小説を描く!」は、単なる小説の制作にとどまらず、アニメーションやドキュメンタリー映像、そしてワークショップなど、多岐にわたる活動を予定しています。これにより、創造的な共生を豊かにし、多様な表現の場を提供することが期待されています。
1.
インスタレーション作品:中原昌也の声とデータを活用した作品展示。
2.
新作小説:声帯AIとの共作による新たな小説を文学誌に掲載。
3.
ドキュメンタリー映像:プロジェクトの全貌を記録した作品の制作。
4.
アニメーション:新作小説を基にアニメ化。
5.
トークセッション:AIおよび創作についての知見を深めるためのイベント。
6.
ワークショップ:参加者が直接AIと対話する機会を提供。
7.
劇場映画:最終的には劇場公開を予定。
開催概要
プロジェクトの発表は、2026年2月13日(金)〜15日(日)の期間に、渋谷PARCOにて行われます。詳細情報は公式サイトで随時更新されます。
公式サイト:
DIG SHIBUYA
このユニークなプロジェクトがどのように発展し、中原昌也氏の創造性を復活させるのか、ぜひ注目してみてください。