岡山デニムが台湾に進出
2025-04-17 16:25:35

岡山の伝統デニムファクトリーが台湾に新拠点を開設!

AOKI DENIM-台北、岡山のデニム文化を台湾へ



デニムの聖地、岡山県井原市に本社を構える青木被服株式会社が、ついに海外進出を果たしました。4月11日に台北市でオープンした「AOKI DENIM-台北-」は、同社にとって初の海外店舗です。この店舗は歴史的な建物「OrigInn SPACE」に位置しており、台北屈指の観光名所である大稻埕(Dadaocheng)エリアに新たな拠点として誕生しました。

このポップアップストアは、2025年5月31日までの期間限定で営業されます。営業時間は12:00から19:00で、訪れる方々に岡山デニムの魅力を存分に味わっていただける機会となります。また、青木被服の代表取締役社長、青木茂氏によるレセプションも行われ、多くの関係者が集まりました。

和とモダンの融合


店のディレクターである青木俊樹氏は、日本の伝統的な衣装とデニム技術、さらには英国のファッション美学を融合させた新しい和モダンのスタイルを提案しています。このコレクションには、着物や羽織、法被を基にした独自のデザインが施されており、日本の美しさを現代に落とし込む試みが行われています。

台北店では、デニムを使用した「デニムローズ」や「リリー」など、藍を基調にした装飾が施されており、来客に癒しの空間を提供します。中央のテーブルにはヒットアイテムのデニムローズが豪華に配置され、藍色の美しさにじっくりと浸ることができる演出がされています。

青木俊樹の国際的視野


青木俊樹氏は、ロンドン芸術大学に留学後、岡山のデニム技術とロンドンのパンクロック文化を融合させた「Fagassent」の創始者でもあります。彼の革新的なデザインは、国内外の著名なアーティストたちにも支持されています。

今回の台北出店に際し、青木氏は台湾のデザイナー王翔とタッグを組んでおり、彼とのコラボレーションにより、その幅を拡大しています。王翔が手がけるプロダクトブランド「Kanari」との共同プロジェクトでは、デニム素材を使用した「Blue Kendama」という限定アイテムも発売される予定です。剣玉アロマディフューザーとして機能するこの製品は、日本の藍色の美しさを意識したデザインが特長です。

多様なプロダクト展開


また、青木被服はデニムアパレルだけでなく、空間デザインにも力を入れています。例えば、倉敷のグランピング施設とのコラボにより制作したグランピングドーム「AI」は、岡山産デニムを使用した内装が施され、訪れる人に非日常の体験を提供しています。

青木氏は「藍をテーマにしたプロダクトの展開はとても新鮮で、刺激的です」と王翔との協業についてコメントしています。日本の伝統文化が台北の地でどのように受け入れられるのか、非常に楽しみです。

店舗情報


「AOKI DENIM-台北-」の詳細は以下です。
  • - 場所: OrigInn Space 大稻埕(台北市大同区南京西路247号)
  • - 期間: 2025年5月31日まで
  • - 時間: 12:00 - 19:00、定休日なし

青木被服の歴史が新しい形で世界に伝わるこの機会、ぜひ多くの方々に訪れていただきたいものです。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

画像19

画像20

画像21

画像22

画像23

画像24

画像25

会社情報

会社名
青木被服株式会社
住所
岡山県井原市西江原町501
電話番号
0866-62-1105

関連リンク

サードペディア百科事典: 岡山県 青木被服 井原市 台北 AOKI DENIM

Wiki3: 岡山県 青木被服 井原市 台北 AOKI DENIM

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。