津原泰水の傑作が再登場!珠玉の作品集『烏と孔雀』
2022年10月に急逝した人気作家・津原泰水の新刊、作品集『烏と孔雀』が2026年の4月24日に発売されることとなりました。この作品集は、彼が生前に自身の作品を選び、タイトルや収録作、掲載順までを決定した珠玉の短篇集です。
唯一無二の文学世界
津原泰水は、広島県出身の小説家であり、89年に少女小説家「津原やすみ」としてデビュー。その後、様々なジャンルの作品を手がけ、特にホラーやSFにおいて独自の地位を築いてきました。『烏と孔雀』は彼の第3作品集であり、前作『綺譚集』や『11eleven』に続くものです。収録された作品は、1998年から2022年にかけて発表されたもので、全14篇が厳選されています。
本作は、彼の幅広い創作活動を網羅しており、最晩年の作品も含まれるため、彼がどのように変化し続けてきたのかを垣間見ることができます。また、この短篇集には特別に、彼の代表作「五色の舟」をコロナ禍の最中に全文公開した際の声明文が収録されているのも見逃せません。
解説も魅力の一環
作品集の後半には、ミステリ評論家の日下三蔵による解説「津原泰水の足あと」が掲載されています。津原の初期から晩年にかけての生涯や創作の背景が語られ、彼の作品の魅力がわかる内容となっています。特に、少女小説作家「津原やすみ」の時代から、津原泰水としての活動にまつわるエピソードは多くの読者にとって新しい発見となるでしょう。
今後の出版予定
また、同じ年の5月には、津原が自身の創作法を伝授する小説講座『小説教室――忘れられない小説を書く』も刊行予定です。この講座は、津原の全てを学べる貴重な機会となるでしょう。
読者へのメッセージ
津原泰水は一貫して「物語の力」を信じ、その魅力を追求してきました。この作品集『烏と孔雀』を手に取ることで、多くの読者が彼の独特な文学世界に触れることができるでしょう。
未だに彼の作品が多くの人々に影響を与え続けているように、津原泰水の「物語」を心ゆくまで楽しんでいただきたいと思います。
書誌情報
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書名: 烏と孔雀
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著者: 津原泰水
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仕様: 46変判/上製・角背/264頁
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発売日: 2026年4月24日
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税込定価: 2,640円(本体2,400円)
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ISBN: 978-4-309-03262-7
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装幀: 岡本洋平
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装画: 長尾紘子
特に、電子書籍版も近日中に発売予定とのことなので、興味のある方は各電子書籍ストアでの情報も確認してみてください。