オークラ ニッコー ホテルマネジメントに新社長就任
2025年6月26日、株式会社オークラ ニッコー ホテルマネジメントに於いて、髙坂秀周氏が新たに代表取締役社長に就任することが公式に発表されました。東京都港区に本社を構えるこのホテル運営会社は、株式会社ホテルオークラの子会社として、日本国内外でのホテルの運営・管理を担っています。
髙坂秀周氏の経歴とこれまでの業務
髙坂秀周氏は東京大学を卒業後、約35年にわたり金融機関でのキャリアを歩んできました。彼の豊富な経験は、特に金融面での視点を活かした経営にも強みを持ち、2024年にはオークラ ニッコー ホテルマネジメントに専務執行役員として就任し、運営管理本部長としてグループ全体の統括を行ってきました。
新しい社長として、髙坂氏が目指すのは「お客様に期待を超えるサービスを提供する」ということです。オークラ ニッコー ホテルズは、「The Okura Tokyo」を旗艦ホテルとし、約80の国内外ホテルを展開するグループ企業です。そのため、彼の経営は特にホテルの特性や国際的な競争力を持ったブランド価値を活かしたものになるでしょう。
髙坂氏の社長就任に対する抱負
髙坂氏は社長就任に際し、「私たちのミッションは『おもてなしの心を体現し世界に届ける』ことであります。特に日本やアジア市場において、オークラの独自性を強化し、欧米のホテルオペレーターとは異なるサービスを提供していきたい」と述べています。
彼のリーダーシップのもとで、オークラ ニッコー ホテルマネジメントはホテルオーナーや顧客の信頼に応えつつ、さらなる成長を目指して新たな戦略を展開することが期待されています。
今後の展望
髙坂秀周氏がCEOとしての役割を果たし、新たなビジョンを持ち込むことで、オークラ ニッコー ホテルマネジメントは業界の多様化するニーズに応えることが可能です。特に観光業全般に向けた貢献も視野に入れているため、国内外での利便性やサービスの向上が期待されます。
会社概要
株式会社ホテルオークラは1958年に設立され、1962年にはフラッグシップホテルである『ホテルオークラ東京』を開業しました。資本金は30億円で、ホテル業界において最高の施設やサービスを提供することをテーマとしています。現在、日本国内外に合計79のホテルを展開しており、それぞれが質の高いサービスを提供しています。
髙坂秀周氏の就任は、オークラ ニッコー ホテルマネジメントにとって新たなスタートの象徴であり、経営的な革新やサービスの向上が期待される中、彼がどのようにその舵取りを行うのか、注目が集まります。