スマートラウンドが挑む新たなBPaaS事業
株式会社スマートラウンドは、2025年3月3日よりスタートアップのバックオフィス業務を包括的に代行する新たな事業を始めると発表しました。このBPaaS(Business Process as a Service)事業の開始は、スタートアップの成長をより強力にサポートすることを目的としています。
スタートアップ支援の必要性
当社は「スタートアップが可能性を最大限に発揮できる世界を作る」というミッションを掲げ、これまでもスタートアップと投資家のためのデータ作成・管理プラットフォーム「smartround」をSaaSモデルで提供してきました。現在、6,400社以上の企業がこのプラットフォームを利用しており、資本政策や株主総会、取締役会の管理が行えるなど、強力なサポートを行っています。
しかし、スタートアップが急成長していく中で、特に「時間がない」「人員が不足している」といった理由からバックオフィス業務の効率化が求められています。特に経理や労務分野では数多くのSaaSが存在し、これをどのように活用すべきかを一つひとつ検討するのは容易ではありません。これまでの経験をもとに、当社はさらに効果的な支援を提供することを決定しました。
新たなBPaaS事業とは
新たなBPaaS事業では、スタートアップのバックオフィス業務を包括的に支援します。具体的なサービス内容は次の通りです。
- - 経理業務代行:記帳代行や売上請求書発行、決算支援など
- - 労務業務代行:給与計算代行や勤怠管理、年度更新サポートなど
- - コーポレートセクレタリー業務代行:株主総会や取締役会の運営支援、契約書管理など
- - SaaSの選定・導入支援:適切なSaaSの選定とデータ連携をサポート
特に、スタートアップのニーズに応じた柔軟なプランも用意されており、必要な業務のみを依頼することが可能です。月額2万円(税抜)からの低価格で、初期投資を抑えつつ充実したバックオフィス支援を提供します。
特徴とメリット
このBPaaS事業の最大の特徴は、スタートアップ特有の課題を理解した専門チームが対応することにあります。「smartround」を活用することで、バックオフィス業務を効率的にかつ正確に実行します。また、将来的にスタートアップが自社内でバックオフィス業務を運営できるようになる際には、スムーズな業務移管を支援する体制も整えています。
スタートアップ成長への貢献
今後、当社はこのBPaaSを通じてスタートアップが本業に専念できる環境を整備し、成長を加速させることを目指します。さらに、バックオフィス業務のベストプラクティスを蓄積・共有し、スタートアップ業界全体の発展にも寄与していきます。
また、士業事務所との連携も考えており、経理や労務、法務の専門家との協力を通じて、スタートアップのバックオフィス業務を最適化することを目的としています。特に、必要に応じて専門的な知識と組み合わせることが可能になることで、クライアント企業の業務効率化を図ります。
本事業に興味がある士業の方々は、ぜひお問合せください。今後は、さらなるSaaSプロバイダーとの連携を強化し、スタートアップのデジタルトランスフォーメーションを進めていく考えです。
会社情報
株式会社スマートラウンドは、東京都千代田区に本社を構え、スタートアップのデータ管理プラットフォーム「smartround」の開発・運営を行っています。設立は2018年で、代表取締役は砂川大氏です。詳細は公式サイトをご覧ください。