2025年家電資格認定試験の結果発表
2025年9月に実施された「家電製品アドバイザー」および「スマートマスター」の資格認定試験の結果について、11月1日付けで認定証が合格者に交付されました。この試験はCBT(コンピュータベーステスト)方式で行われ、受験者数は約6,500名に達しました。
合格者は合わせて2,116名にのぼり、その中でも群を抜いて優秀な成績を収めた233名には、最も上級の知識を証明する「エグゼクティブ等級」が付与されました。この特権を得た合格者の情報は、家電製品協会の認定センターホームページで公開される予定です。
エグゼクティブ等級の誕生
「エグゼクティブ等級」は、家電販売における専門知識と接客能力の高さを認めるものです。これは、家電業界において顧客に信頼される専門家を育成するための試験として位置付けられています。合格者は地位と誇りを得ると共に、今後のキャリアパスに大きな影響を与えることでしょう。
合格数の推移
この資格制度は2001年に開始され、家電製品アドバイザーの累計合格者数は、ついに15万人を突破しました。一方、「スマートマスター」も2016年の創設以来、そのニーズの高まりとともに成長を続けており、昨年の時点で1万人以上が合格しています。これらの資格は、デジタル技術の進展や環境意識の高まりに伴い、ますます重要性を増しているのです。
市場の変化に適応する資格制度
昨今、エネルギー価格の上昇や地球環境への配慮の重要性が増しています。消費者の生活レベルも変わり、「便利さ」から「省エネ」や「安心・安全」「環境配慮」といった価値観が重視されるようになりました。家電業界に従事する方々は、単に製品の特徴を説明するだけではなく、顧客のニーズに寄り添い、正しい知識と提案力を持つことが求められています。
家電製品アドバイザー及びスマートマスターの資格は、そんな新しい時代に応じた役割を果たすために設計されています。これからも一般財団法人家電製品協会 認定センターは、業界の皆さまと共に信頼される人材の育成に務め、消費者の期待に応えていく所存です。
合格者の発表
家電製品アドバイザー「エグゼクティブ等級」の合格者については、氏名等を発表に同意された方のみ、家電製品協会認定センターホームページに掲載されます。詳細な情報や合格者一覧は、こちらのリンクでご確認いただけます。
お問い合わせ先
一般財団法人家電製品協会 認定センター
家電業界のさらなる発展と、消費者への一層のサービス向上に向けて、今後も努力を重ねてまいります。