名作ライトノベル復活
2013-04-10 11:45:50

名作ライトノベルが再登場!角川とアニメイトの復刊プロジェクト始動

角川グループホールディングスとアニメイトが協力し、「復刊プロジェクト」を開始することが発表されました。このプロジェクトは、名作ライトノベルを復活させるもので、特に角川スニーカー文庫と富士見ファンタジア文庫からの往年の名作が中心となります。プロジェクトの第一段階として、6月1日から全国の106店舗にて「アニメイトブックフェア」が開催され、特別企画として復刊作品の販売が行われます。これにより、懐かしの作品たちが新たな読者の手に届く機会が生まれます。

最初に復刊される作品は、角川スニーカー文庫から4点、富士見ファンタジア文庫から7点がラインナップに並びます。中でも『カウボーイビバップ』や『魔神英雄伝ワタル 虎王伝説』といった作品は、元々アニメ化されていた人気作のため、当時のファンには特に心に響くでしょう。例えば、1999年に初版が発行された『カウボーイビバップ』は、SFというジャンルでありながら、そのハードボイルドタッチが印象的で、アニメと映画でも広く知られています。また、1990年に初版が published された『魔神英雄伝ワタル 虎王伝説』は、男児向けに作られたものの、女性ファンも多く抱えるようになった作品で、実際に本編の総監督が自ら執筆にあたっています。

さらに、富士見ファンタジア文庫からは、『ギャラクシーエンジェル』や『機動警察パトレイバー』シリーズも含まれています。特に『機動警察パトレイバー』は、90年代のメディアミックスの名作の一つで、2014年には実写化も発表されました。今回、新たにカバーイラストが高田明美氏の手によって描かれることも、ファンにとって嬉しいニュースです。

この復刊プロジェクトは、単なるリバイバルではなく、過去の作品を通じて新たな時代の読者にも楽しんでもらえるような試みです。学生だった世代の読者は、今やお父さんやお母さんとなり、当時の思い出と共に再び手に取ることができます。懐かしさを感じつつ、新たな世代への橋渡しとなるこのプロジェクトに、多くの期待が寄せられています。

アニメイトグループでは、復刊作品の取り扱いをゲーマーズや書泉の店舗でも行う予定で、これにより多くの来店客が見込まれています。復刊の第1弾ラインナップは、6月から9月にかけて順次発売される予定です。これを機会に、名作ライトノベルが再び多くの人々に愛される日が来るでしょう。読者の皆さんは、このチャンスをお見逃しなく!

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