RITTOが描く自由な世界観新曲「OVER RAP in FLOW」MV公開の舞台裏

沖縄の音楽シーンを代表するラッパーRITTOが、2024年11月23日（土）にリリースされる新曲「OVER RAP in FLOW」のミュージックビデオを公開しました。この新しい作品は、彼のユニークなリリックや流れるようなフロウに加え、南国感あふれる軽快なトラックに載せて、ポジティブなメッセージを伝えています。

ビデオには、RITTOが困難を乗り越え、自由に羽ばたく鳥のように仲間たちと過ごす温かな瞬間が収められています。また、彼の日常の一場面として「床屋」のシーンも描かれており、RITTOの音楽に対する情熱や彼の生活が垣間見えます。

この映像制作を手掛けたのは、過去にRITTOと多くのプロジェクトを行ってきた映像プロダクション「スタジオ石」。神奈川県湘南エリアから山梨県富士北麓エリアまでの美しい自然を背景にしたこのロードムービースタイルの作品は、音楽同様にポジティブで自由なメッセージを色鮮やかに映し出しています。

新曲の魅力とRITTOの創作背景

「OVER RAP in FLOW」は、RITTOの生い立ちや音楽に対する愛が詰まった一曲です。彼は沖縄県石垣島で生まれ育ち、幼少期から父親の影響で音楽と密接に関わってきました。17歳でラップを始めたRITTOは、自主制作音源をリリースし、沖縄で初めて「ULTIMATE MC BATTLE」に出場する等、その才能を開花させてきました。

2009年には仲間と共に「赤土」を結成し、その後はソロアーティストとしても多くの作品を発表しています。名盤「AKEBONO」やラップを担当したBEGINのシングル『ソウセイ』など、多彩な活動を通じて、彼は常に進化し続けています。最近では、客演も行いながら新たな音楽の可能性を探求し続けています。

スタジオ石の役割

映像制作を手掛けた「スタジオ石」は、独自の映像美と自然の景観を最大限に活かすスタイルで知られています。過去には「NINGEN State of Mind pt-II」のMVが大ヒットし、日本のヒップホップシーンに大きな影響を与えています。今回の「OVER RAP in FLOW」も、映像の美しさと音楽のメッセージが一体化したエモーショナルな仕上がりとなっています。