BUNSHODO HOTELにて永井敬二コレクションの宿泊展示がスタート
福岡市にある『BUNSHODO HOTEL』は、2026年5月12日から、インテリアデザイナーかつ椅子コレクターの故・永井敬二氏の特別展示室を公開します。この企画は、永井氏が長年かけて蒐集した数万点に及ぶコレクションの中から選りすぐりの名作を、宿泊施設というプライベートな空間で体験できるものです。
概要
イベントは、世界的に有名なニューヨーク近代美術館(MoMA)に収蔵されているプロダクトや貴重なデザイン書籍を含み、展示はホテルの客室を利用した形で行われます。美術館とは異なり、鑑賞者は名作に身を預け、デザインの歴史を一晩かけて体感することができます。特に、宿泊者向けにはデラックス4ベッドの客室が「デザインの書斎」として開放され、宿泊しながら静かなひとときを過ごせるのが魅力の一つです。また、宿泊者は「ライブラリー×展示」として、名作椅子のコレクションを完全予約制で一対一で楽しむプランにも参加できます。
デザインの記憶を辿る宿泊体験
展示室では、Ray Komaiの「Side Chair」、Charles & Ray Eamesの「Aluminum Group Management Chair」、Mies van der Roheの「MR Chair」など、数々の名作が披露される予定です。具体的な展示内容は来場者のお楽しみですが、滞在中にその美しさに浸ることができる特別なプランとなっています。夜になると、照明を落とし、捲れ上がる作品の美しさを一人占めしながら、静かな時間を楽しむことができます。なお、宿泊者は宿泊期間中に一般の来場者向け展示にも無料でアクセスできる特典も用意されています。
会場の意義
BUNSHODO HOTELは、かつてこの場所に存在した書店「文照堂」の跡地に立つホテルです。この場所の選定には、文学や文化の歴史を次世代に受け継ぐという思いが込められています。Local Design株式会社は永井氏の情熱に触れ、彼のデザインコレクションを保護しつつも、新しい形で次世代へとつなげる活動を進めています。デザインや椅子の愛好者にとって、これは貴重な体験と言えるでしょう。
展示の詳細と関連イベント
展示期間は2026年5月12日から7月31日まで。展示入場料は1200円で、宿泊者は無料で入場できます。また、今回の展示は一般社団法人プロダクトデザイン研究所のリードによる都市回遊型デザイン展「名作椅子のエクスペディション」も同時開催されます。福岡市内の複数の会場で名作椅子が体感でき、スタンプラリー形式で参加することもできます。
まとめ
この特別展示を通じて、デザインの魅力や永井敬二氏の収集活動の意義に触れることができ、新たな視点から学ぶ機会を得ることができます。福岡を訪れた際には、ぜひBUNSHODO HOTELでの体験を計画してみてはいかがでしょうか。