遠藤保仁、功労賞受賞の記念書籍『7』が再注目
2024年12月10日に開催された「2024 Jリーグアウォーズ」で、遠藤保仁がその26年間のキャリアを称えられ「功労賞」を受賞し、再び注目を集めています。彼の功績が詰まった書籍『7(セブン)』が今年1月に発表され、その内容は多くのサッカーファンの心を掴んでいます。今やガンバ大阪でトップチームのコーチを務める遠藤は、選手たちにサッカーの魅力を伝え続けています。
遠藤保仁のコメント
功労賞を受賞した際の遠藤は、「数字で表現される功績は自分の努力の証だ」と語りました。彼の通算出場数は、20年以上も重ねたキャリアの賜物であり、質の高いプレーを持続してきたからこそ成し遂げられた結果です。また、受賞にあたり、もしこれを超える選手が現れたなら、その瞬間にはJリーグがさらに盛り上がるだろうとも言及しました。選手たちが素晴らしい記録を打ち立てれば、その瞬間を盛大に祝福してほしいと考えている彼の姿勢は、サッカー界への深い愛情を感じさせます。
書籍『7』の魅力
書籍『7』では、遠藤保仁の26年間にわたるサッカー人生が詰め込まれています。具体的なエピソードを通じて、彼がどのように困難を乗り越え、成功を手にしてきたかが語られています。
- - ワールドユース1999: ナイジェリアでの「茶色い水」事件に直面し、選手たちがどのように対応したかが描かれたエピソード。
- - 2006年ドイツW杯: ジーコ監督から「エンドゥ」と名指しされた瞬間の緊張感や、サバイバルを勝ち抜いた自信。
- - 2010年南アフリカW杯: 本田圭佑とのフリーキックによる共演の期待や、その後の出来事。
- - 2021年ジュビロ磐田への移籍: 最終的なチョイスとしてサッカーを楽しむための決断が描かれ、引退への心の準備と成長過程が世に伝わります。
現役生活を振り返る
遠藤は現役時代を振り返り、「常に楽しかった」と語ります。苦しい瞬間はあったものの、怪我も少なく、監督やスタッフとの充実した関係が彼のサッカー人生を彩ったと感じています。「長いようであっという間だった」と振り返るサッカー選手も多い中、彼はその26年間を楽しみながら過ごしたことを誇りに思っています。そして、現役から一年経つ今、「引退を後悔したことは一度もない」と直言。新たな道へ進む決意が固まっています。
まとめ
遠藤保仁の功績や心の内を知るために必携の書籍『7』は、サッカーファンだけでなく、多くの人々に感動を与えることでしょう。彼の言葉やエピソードが、これからのサッカー界にも影響をもたらすことを期待したいものです。 書籍『7』は現在好評発売中で、興味のある方はぜひ手に取ってみてください。
書籍概要
- - 書名: 7
- - 著者: 遠藤保仁
- - 発行: 講談社
- - 発売日: 2024年10月7日
- - 定価: 1980円(税込)
- - ISBN: 978-4-06-535361-5
書籍の購入はこちらから