健康経営と禁煙コラボヘルスの推進
5月31日は世界禁煙デー。この日に合わせて株式会社ルネサンスが主催した健康経営実践勉強会のウェビナー「禁煙コラボヘルスのすすめ」が、企業の健康経営における禁煙支援の重要性を再認識させる機会となりました。本記事では、そのウェビナーの成果と今後の展望について詳しくご紹介します。
健康経営実践勉強会の概要
勉強会は2025年5月20日に開催され、63団体が参加し「みんなで考える、健康と経営」をテーマに議論が展開されました。この取り組みは、企業が健康経営を進める中で禁煙の重要性を認識し、具体的な事例を共有することで、禁煙対策への理解を深めることを目的としています。
ウェビナーの実施背景
近年、多くの企業が健康経営を導入する中、禁煙が極めて重要なテーマとして浮上しています。喫煙は健康リスクを高めるだけでなく、職場環境にも悪影響を及ぼします。ウェビナーでは、そうした現状に対処するための情報を共有し、企業の役割や医療機関との連携の重要性を再確認しました。
プログラム内容
第1部講演
1.
健康日本21(第三次)におけるたばこ対策
厚生労働省の谷口倫子氏が、たばこ対策の国家的な取り組みを講演。
2.
一歩先を行くたばこ対策のすすめ
地域医療振興協会の中村正和氏が、実際の取り組みについて話しました。
3.
健診機関とのパートナーシップ
新潟大学大学院の加藤公則氏が、健診機関との連携の重要性を強調しました。
第2部パネルディスカッション
テーマは「企業における禁煙対策について」。パネリストには健康保険組合連合会の小松原祐介氏が参加し、職場における禁煙の重要性をフィーチャーしました。
ウェビナーの反響
ウェビナーには417名が参加し、参加者からのフィードバックでは、9割以上が「とても良かった」または「良かった」と評価。情報が業務に役立つとの声も多数寄せられました。
アーカイブ配信の実施
参加者からの要望を受け、ウェビナーの内容を無料でアーカイブ配信することが決定しました。これにより、より多くの企業が禁煙の重要性を理解し、実践に移す一助となることを目指しています。配信は2025年7月31日まで視聴可能。
ルネサンスについて
株式会社ルネサンスは、1982年に設立され、「生きがい創造企業」を掲げ、全国で285の施設を運営しています。健康経営や介護予防事業の支援を通じて、「人生100年時代を豊かにする健康のソリューションカンパニー」を目指しています。ウェビナーや勉強会を通じて、健康の重要性を訴え続ける姿勢が評価されています。
詳しい情報は
こちらでご覧いただけます。