0歳からの頭のかたちクリニック、赤ちゃんの診療実績が1万件を達成

市内の「0歳からの頭のかたちクリニック」では、赤ちゃんの頭の歪みや変形の診療実績が1万件に達したとのことです。このクリニックは、赤ちゃんが抱える頭のかたちの問題に対して、位置的頭蓋変形や病気によるものなど、正しい診断を行うことを重視しています。特に、寝がえりの癖が原因で頭がゆがむことが多く、初期の診断と治療が重要視されています。

クリニックは、「すべての赤ちゃんとその家族に寄り添う」をモットーに、治療方針を決定する際には家族の意見を最優先に尊重しています。初めての受診時には、最新の3Dスキャナーを使って、短時間でお子様の頭の形を測定し、そのデータとともに医師が詳しく診断を下します。この過程で、家族が安心して治療に臨めるよう配慮されており、医師はもちろん、専門スタッフもサポートに徹しています。

ヘルメット治療を受けるお子様には、毎月の診察時にヘルメット内部のインナークッションの調整を行い、個々の状況に合わせたオーダーメイドの治療を提供しています。このような対応により、家族は安心して帰宅することができ、治療に専念できます。

理事長の小室広昭医師は、開院からの3年半で、1万人ものお子様の診療に関わった成果を強調しています。彼は、受診のタイミングが早くなったことについて、親たちの意識の変化を感じており、早期受診が改善につながるケースも増えていることを示しています。特に2021年から2024年にかけて受診した赤ちゃんの月齢の変化が明らかに見られると語ります。

また、クリニックでは「metto」というヘルメット治療支援アプリを通じて、治療の効果を可視化するサービスも展開しています。このアプリを使うことで、家族はお子様の治療過程をより良く理解し、安心感を得ることができます。チャット形式のサポートも充実しており、どんな疑問でも気軽に相談できる環境が整っています。

0歳からの頭のかたちクリニックでは、小児科、形成外科、小児脳神経外科など、多岐にわたる専門医が在籍しています。それにより、各お子様の状況に対して多角的な診療を行っており、より良い治療を追求しています。

小室医師は、今後も診療を受ける家族が安心できる医療環境を提供するため、質の向上に努める意向を示しています。赤ちゃんの頭の形に不安や疑問がある方は、ぜひお早めに相談してみてください。ともにお子様の未来を考え、しっかりサポートしていく機会となることを願っています。