「熟成を共に歩むワイン」を提供するIMADEYAの新たな終活提案

終活の新しい形としての『My Vintage』

千葉に本店を持つ株式会社いまでやが、新たなサービス『My Vintage（マイヴィンテージ）』の提供を開始しました。このサービスは、山梨県の勝沼醸造と協力し、自身の人生の節目を記録したオリジナルワインを熟成によって楽しむというユニークなものです。

背景と誕生の経緯

代表の小倉あづさ氏が60歳を迎えるにあたり、自らの葬儀で用いるワインをプロデュースしたいという思いが、この新たなサービスに結実しました。『My Vintage』は、ただのワインではなく、自分自身や家族の人生の物語を体現するものとされています。

サービスの特徴

『My Vintage』では、ワインの仕込みだけでなく、その後の熟成過程を経て、飲む者の人生に寄り添う存在としての役割を果たします。例えば、還暦、結婚、定年退職など、特別な年に仕込まれたワインは、その年を象徴する味わいを生み出し、時間の経過と共にその味が深まります。

このサービスのユニークさは、依頼者の名前や仕込み年が特別に刻まれたワインが提供されることです。熟成されたワインは、まるで人生のパートナーのように、思い出や感情を味わうことができる体験をもたらします。

エイジングの肯定的な側面

年齢を重ねることが時にネガティブに捉えられる昨今ですが、IMADEYAはそれをお酒のエイジングと重ね合わせ、「深い味わいへと成長する過程」として肯定的に受け入れています。この『My Vintage』を通じて、人生の歩みがただ失われるばかりではなく、さらに価値のあるものとして育まれることを感じてもらいたいと考えています。

試飲会と申し込み方法

『My Vintage』の開栓リリースパーティーが11月1日（土）に千葉県のthe RECORDSで開催されます。このイベントは、興味のある方やメディア関係者を対象としており、参加することでこの新しい概念を体験することができます。尚、ワインは720mlサイズの樽単位での購入を受付けており、価格は300万円からのプランが用意されています。

さらに、家族や友人と一緒に共同購入することも可能です。入会特典を利用することで、自分だけの特別なワインを手に入れるチャンスです。