「BLアワード2025」での快挙
2024年、ボーイズラブの国内作品を対象とした「BLアワード2025」の結果が発表されました。特に注目を集めたのが、株式会社KADOKAWAが手掛けるルビー文庫から登場したファンタジーBL小説「Ruby collection」の『黒猫の黄金、狐の夜』です。この作品が小説部門で10位にランクインしたという嬉しいニュースが、ファンの間で広がっています。
BLアワードの魅力
「BLアワード2025」は、ファンが選ぶ年に一度の祭典です。2024年の1年間に発売された様々なBL作品の中から、読者の投票によってその年のベストを決定します。まさに、作り手とファンが一体となる瞬間です。今年も多くの作品がエントリーし、その中で生まれた結果はファンにとって大きな関心を集めました。
受賞作『黒猫の黄金、狐の夜』の魅力
10位にランクインした『黒猫の黄金、狐の夜』は、伊達きよ先生による著作で、イラストはyoco先生が手掛けています。物語は、狐獣人のコガネが目の見えない黒猫の少年を育てる中での彼らの成長や苦悩を描いています。コガネは父親の罪を背負いながらも、未来ある少年・クロのために奮闘します。手術費用に悩むコガネの姿、一人前の人物になるための挑戦、そして数年後に明かされるクロの秘密。心温まる感動のストーリー展開により、読者の心を掴む作品となっています。
この物語は、単なるファンタジーだけではなく、家族愛や自己犠牲といった普遍的なテーマも扱っています。そんな深い内容が評価されて、10位入りに繋がったのでしょう。
コミカライズ連載中
さらに、この作品の魅力は小説だけでなく、現在「電子版 CIEL」でコミカライズも連載中です。作画は本庄りえ先生が担当しており、独自の視点で描かれる新たな『黒猫の黄金、狐の夜』のストーリーに期待が高まります。こちらの詳細は、CIEL編集部の公式Twitterで確認できます。コミカライズ版もぜひ楽しみにしてください!
角川ルビー文庫について
株式会社KADOKAWAが展開する角川ルビー文庫は、今年で創刊31周年を迎えました。このレーベルは、伝説的な作品として知られる『タクミくんシリーズ』や『極道さんはパパで愛妻家』、その他数多くの人気シリーズを刊行しており、読者に愛され続けています。毎月1日に新刊が発売されるため、BLファンには欠かせない存在です。
公式情報は、角川ルビー文庫のX(旧Twitter)やWEBサイトで確認できます。
まとめ
KADOKAWAの「BLアワード2025」において、『黒猫の黄金、狐の夜』が10位に入賞したことは、ファンにとって嬉しいニュースです。彼らの応援が作品の評価に繋がったことを改めて実感します。これからも次々と新たな作品が生まれてくるBL界に目が離せません!