スポーツ愛好者に朗報!マラソン記録を即時配信するAPIの登場
2023年7月29日、ランナーやトレイルラン愛好者にとって朗報となる新しいツールが発表されました。スポーツの計時記録を管理するためのAPIで、特にマラソンやその他のイベントにおける生データを瞬時に配信する機能を持つこのシステムは、LTSportsと呼ばれています。
最近、マラソンやトレイルランといった計時が重要な活動に取り組む人が増えており、その需要に応える形でLTSportsのAPIが開発されました。このAPIを利用することで、生データの即時配信が可能になり、オリジナルの記録配信システムやアプリケーションの開発が格段に容易になります。
LTSportsのAPIがもたらす利点
LTSportsのAPIは、自動計測機からのデータを収集し、インターネット上で加工可能な形式、具体的にはJSON形式で生データを配信します。これにより、アプリケーションの開発者は生データを受け取った後の処理に集中できるため、開発の効率化が図れます。
たとえば、特定のイベントで参加者の通過タイムをスマホアプリで示したい場合、記録配信システムを経ることなく生データを直接取得することが可能です。これによって、従来よりも迅速な情報提供ができ、参加者や観客にとって魅力的な体験を提供することができます。
既存システムとの連携
さらに新たにアプリを開発するだけでなく、既存のソフトウェア資産を活用することも可能です。既に記録処理システムや証明書発行システムを運用している場合、LTSportsのAPIを通じて自動計測機からのデータを効率よく取り込むことができるため、大幅な省力化が実現します。
現在、LTSports APIは国産の自動計測機、特に株式会社マトリックスのMX7やマイクロ・トーク・システムズ株式会社のJCHIP ECOといった高い安定性と実績を誇るハードウェアと連携が可能です。これによって、精度の高いデータ取得が容易になります。
料金体系について
LTSports APIは利用者数に応じて価格が変動しますが、年間利用料は税別で96,000円からというリーズナブルな設定です。この価格で、業界をリードする記録配信の機能を手に入れることができるのは大きな魅力です。
APIの詳細やサービス内容については、公式サイトでのお問い合わせが可能です。興味のある方はぜひチェックしてみてください。
お問い合わせ先
また、LTSportsはAPI機能以外にも、記録の配信やWEB記録証の発行を行う機能も備えています。これからのスポーツ関連サービスの向上に寄与するこのAPIにぜひ注目してみましょう。