不動産業界の変革
2023-01-20 10:00:01

キャッシュレス決済が不動産業界に新風を巻き起こす!

近年、コロナ禍の影響でキャッシュレス決済が急速に普及している中、不動産業界は真逆の動きを見せていました。現金や振込が主流で、特に不動産売買においては古い慣習が根強く残っていました。しかし、若年層を中心にキャッシュレス派が増えている今、この問題にメジャースケールが立ち向かいます。

不動産仲介手数料のクレジットカード決済導入


メジャースケールは、東京都港区六本木に本社を構える不動産会社で、2021年に設立されました。中古マンションの売買仲介を主な業務としており、特に20代中盤から40代の1次取得層に向けて資産形成をサポートするサービスを展開しています。そして2023年1月20日、仲介手数料やリノベーション工事費用のクレジットカード決済を新たに導入しました。

この新しいサービスでは、主要なカード会社(Amex、JCB、Diners、VISA、Master)を利用して、仲介手数料の支払いが簡単に行えるようになります。これにより、クレジットカードのポイントも貯められ、振込手数料が不要になるため、経済的なメリットも多数あります。

ポイントを賢く貯める


中古マンションを購入する際、一般的に仲介手数料は物件価格の3%に6万円を加えた金額に消費税が加算されます。例えば、3,000万円の物件を購入する場合、仲介手数料は約106万円になります。しかし、クレジットカードで決済することで、約10,600ポイントが付与される見込みです。これまで現金や振込で支払いを行っていた方々にとって、非常にお得な選択肢となるでしょう。

資金計画の見直し


現金や振込での支払いは、その時点でのアウトフローを伴いますが、クレジットカードを利用することで、実質的に支払いが約1か月遅れることになります。これにより、資金に余裕を持たせることができ、追加の資金調達の時間を得ることができます。特にボーナス時期に合わせた入金が可能になるため、先に現金を準備する負担が軽減されます。

分割払いの選択肢


さらに、クレジットカードの特性を利用して、一括ではなく分割払いを選択することも可能です。これにより、購入に際する初期費用の準備が容易になり、理想の物件を逃すリスクを軽減します。分割払いが可能なため、資金計画がよりフレキシブルになり、不動産購入に関するハードルが下がります。

メジャースケールの吉久真代表取締役は、「このサービスは、私が住宅購入をした際に思ったことを実現したものであり、悪しき慣習を排除する一歩です。サービスを通じてお客様への恩返しをしたい」というコメントを残しています。

今後の展望


メジャースケールは、今後もキャッシュレス決済サービスの導入を皮切りに、自社物件のリリースやオーダーリノベーションサービスの提供を強化していく計画です。これにより、より多くの人々に快適な住環境を提供し、業界の変革に寄与することを目指しています。

不動産業界に新たな風をもたらしたメジャースケールの取り組み。このサービスは、これまでの常識を覆すと同時に、個人や家庭の資産形成における新たな可能性を提示しています。これからの不動産取引が、キャッシュレス決済によってどう変わっていくのか、今後も目が離せません。

会社情報

会社名
メジャースケール株式会社
住所
東京都港区六本木5-16-5インペリアル六本木1109
電話番号
03-6230-8413

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