未来の扉を開く「こども万博」プロジェクトが始まりました
大阪で開催されるEXPO2025大阪・関西万博に向けて、こども万博実行委員会が新たな取り組みを発表しました。その名も、「未来を創る!2025年こども万博プロジェクト」です。このプロジェクトは、子どもたちに夢を与えるためのクラウドファンディングを通じて、150万円の資金を集め、若い世代の創造性を引き出すことを目的としています。
クラウドファンディングの概要
本プロジェクトのクラウドファンディングは、2025年の10月に行われる「こども万博」に先立ち、2025年の6月13日から8月30日までの78日間にわたって実施されます。支援は一口3,000円から可能で、集められた資金は全額、万博で発表される子どもたちの夢を実現するために使われます。資金は、夢スピーチコンテストの優勝者を支援するプロジェクト費用として活用されます。
夢を育む「こども万博」の背景
「こども万博」は、2022年にスタートしたプロジェクトで、子どもたちの団結力を促すことを目指しています。コロナ禍において、行動が自由にできない状況の中、実行委員長の手塚麻里は、自宅で12人の子どもたちと共有した128の夢からこのイベントは誕生しました。
現在までの間に、全国7都市で約5万人が参加。この活動は、2025年10月にEXPO2025大阪・関西万博の公式舞台での開催へと繋がっていきます。プロジェクトの主旨には、国際的な舞台で子どもたちが希望を語り、その夢を育む機会を提供することで、彼らの自己肯定感を高めることが含まれています。
イベントの実施内容
「こども万博2025」では、様々なプログラムが予定されています。中でも注目されるのは、子どもたちが自分の将来の夢をステージで発表する「夢スピーチコンテスト」です。また、様々な職業を体験できる「おしごと体験ブース」や、子どもたちが店の運営に挑戦する「こども縁日」なども企画されています。これらのプログラムは、子どもたちに貴重な体験を提供し、将来の職業選択に対する視野を広げる役割を果たします。
Meta Osakaと手塚麻里代表の想い
プロジェクトの実施にあたって、株式会社Meta Osakaの代表取締役であり、こども万博実行委員長である手塚麻里は、「多くの人や出来事との出会いを通じて、子どもたちが未来への希望を持ち、自分の夢を実現するサポートをしたい」と語っています。彼女自身も3人の母親であり、地域からのサポートが子どもたちの成長に与える影響を深く理解しています。
今後のスケジュール
今後は、6月にクラウドファンディングが始まります。さらに、7月には兵庫でのイベント、8月には神戸と北海道での万博も企画されています。最後は10月に大阪で開催される「こども万博」に集約され、国内外から多くの人々が集まることが予想されています。
子どもたちが夢を持ち、その夢が現実になる手助けをするこのプロジェクト。今後の展開に期待が寄せられています。