東南アジア市場に向けた新サービスの展開と訪日客拡大の挑戦

東南アジア市場に向けた新たな取り組み

株式会社Co-arrows（長崎県佐世保市）は、タイ・バンコクに拠点を持つ企業『FAH×GRIND』とパートナーシップを結び、東南アジア市場への進出を目指す日本企業に向けた新サービスをスタートします。このサービスの目的は、主に長崎県やその近隣地域にある企業が海外販路を拡大することを支援し、更には東南アジアからの訪日客の誘致を図ることです。

新サービスの特徴

新たに提供されるサービスでは、企業のビジネス設計やマーケティング施策の策定を中心に、以下のようなサポートを行います。具体的には、現地のトレンドリサーチやターゲット選定、SNSなどを活用したプロモーション支援、現地メディアとのリレーション構築を通じた情報発信などが含まれています。

特に、タイの人気インフルエンサー『FahFah』がサービスに参画することで、東南アジア地域における情報発信のリーチが大きく期待されています。ボーダレスな情報伝達を実現し、日本企業が現地の消費者にアプローチするための強力な手段となるでしょう。

サービスの対象と費用

このサービスは初回限定で、先着10社に限り提供されます。費用は3ヶ月間で50万円（税込）です。対象国はタイ、シンガポール、マレーシア、カンボジア、インドネシア、ベトナム、香港と多岐にわたります。各国へのマーケティングやビジネス展開を効果的に支援することで、国際的な競争力を高めることを目指します。

長崎から世界へ

今後は、東南アジアや米国のパートナー企業とも連携し、【長崎から世界に】【九州から世界に】という理念のもとに、新たな情報を発信していく事業を進めていく予定です。これまで埋もれていた地域の可能性を、海外視点で見極め、適切なフォーマットで展開していくことを重要視しています。また、長崎県内のクリエイターと海外のクリエイターとのコラボレーションプロジェクトを推進し、地域のクリエイター育成にも注力します。

Co-arrowsの紹介

Co-arrowsは、2020年に東京から移転し、現在は佐世保でデジタルマーケティングサービスを提供しています。コンテンツの企画から制作までをワンストップで行っており、特にSNS向け動画制作やインバウンド関連の動画制作に力を入れています。長崎のテレビ局との番組制作や、食品関連商品の開発を行い、新たなアイディアを提案することに特化したサービスを展開しています。

FAHFAH×GRINDの概要

FAHFAH×GRINDは2019年に設立された企業で、デジタルマーケティングやインフルエンサーのマネジメントを行っています。タクシー業界や飲食店、観光地など、タイ国内外の様々な企業と連携し、その影響力を様々な形で広げています。特に、東南アジアを中心に事業展開をしており、クライアントとして名の知れた企業も多いです。

今後、Co-arrowsの取り組みがどのように展開され、地域企業の国際化が進むのか注目が集まります。