佐倉市立美術館での特別展
千葉県佐倉市にある佐倉市立美術館では、2024年11月2日から12月22日までの間、特別展『佐倉・房総ゆかりの作家たち』が開催されます。この展覧会では、房総地域や佐倉市に縁のある数多くの作家たちの作品を紹介します。
展示内容の概要
展示の中心には、明治から大正時代の洋画家、浅井忠(1856-1907)の作品があります。彼は近代日本洋画の先駆けとしても知られ、弟子には都鳥英喜や倉田白羊がいます。また、浅井は京都で後進の指導にも力を注ぐとともに、図案や陶芸の研究団体を結成し、アートの革新を促す活動も行いました。
展覧会では、浅井忠の作品をはじめ、彼に関連する作家たちの作品が展示される予定です。この中には、重要無形文化財保持者である香取正彦や、堀柳女の作品も含まれています。地元の美術館で、故郷ゆかりの作家たちの素晴らしい作品に触れることができます。
会場とアクセス
展示は佐倉市立美術館の2階展示室にて行われます。美術館へのアクセスは、車の場合、東関東自動車道の佐倉インターから約5キロメートルの距離に位置しており、最寄りの「夢咲くら館」の駐車場も利用可能です。ただし、駐車スペースに限りがあるため、公共交通機関での訪問を推奨します。
公共交通機関では、京成佐倉駅から南口を出て徒歩8分、または数あるちばグリーンバスを利用して「佐倉市立美術館」までダイレクトにアクセスすることができます。JR佐倉駅からは北口を出て徒歩20分。どちらの路線でも、浦を楽しむいい機会です。
期間中の関連イベント
展覧会期間中には、以下の関連イベントも予定されています。
- - チラシでみる佐倉市立美術館の30年【無期限】:1階ロビーで過去の展覧会チラシを展示。
- - ギャラリートーク: 11月9日(土曜日)14:00~、美術館の学芸員による展示解説。
- - ミュージアム・コンサート: 11月17日(日)、12月15日(日)14:00~、ロビーでの音楽イベント。
- - ミテハナ鑑賞会: 11月24日(日)14:00~、対話型の鑑賞会。
- - 美粒子-第3回女子美術大学日本画作品展: 11月26日(火)~12月8日(日).
これらのイベントは、いずれも参加無料で、事前申し込みは不要です。
最後に
佐倉市立美術館で開催される『佐倉・房総ゆかりの作家たち』展は、文化や歴史、芸術に触れる絶好の機会です。入館料は無料で、家族でのお出かけにもぴったり。ぜひこの機会に、房総地域にゆかりのある作家たちの作品に触れてみてください。詳細情報は佐倉市立美術館の公式サイトから確認できます。
お問い合わせ
佐倉市立美術館
- - 住所: 千葉県佐倉市新町210番地
- - TEL: 043-485-7851
- - URL: 公式サイト