医療DXへの挑戦:事務職の新たな役割が病院経営を変える
2024年12月4日(水)、国立研究開発法人国立がん研究センターの斎藤知二氏によるセミナーが開催されます。このセミナーは「病院経営を支える力-事務職員のDXへの挑戦」というテーマで、医療におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の意義と、事務職員の重要な役割に焦点を当てています。
セミナーは、東京都千代田区の紀尾井フォーラムで午後2時から5時まで行われ、会場受講とともに、Zoomウェビナーによるライブ配信もあります。さらに、アーカイブ配信にて2週間、自由な時間に視聴できるため、多忙な方でも参加しやすい内容となっています。
医療DXと事務職の重要性
現在、日本の医療分野では、質の向上と効率化を目指して様々な取り組みが行われています。特に、全国医療情報プラットフォームの構築や電子カルテの標準化、オンライン資格確認の導入、電子処方箋の普及、そしてデータの二次利用など、多岐にわたる施策が推進されています。しかし、病院の事務職員におけるDX化は、果たしてどの程度進んでいるのでしょうか。
事務職員が日常的に直面する業務の複雑さや時間的制約、多くの手続きに伴うエラーのリスクは、DXを活用することでどれほど改善されるのでしょうか。本セミナーでは、これらの課題に対して、実際に業務効率化を成功させた事務職員の物語を通じて、デジタル化がどのように有効に機能するのかを具体的に示します。
自動化とロボット化の実例
また、病院経営における自動化やロボット化の実例も紹介されます。これにより、事務職員は創造的な業務により専念できるようになり、単なる効率化を超えた効果が期待されます。自動化により得られる具体的なメリットや、関連するデータも盛り込み、具体的な方向性を示します。これまでシステム導入やサービス利用をためらっていた方々にとって、このセミナーが一歩踏み出すきっかけとなることを願っています。
具体的な講義内容
講義は以下のような内容を予定しています:
1. DX化の基本理念と目的
- 医療DXの全体像
- 病院経営におけるDXの役割とその利点
- デジタル技術を活用した新たなビジネスプロセスの創出
2. 事務職員のDXへの挑戦
- 病院が抱える具体的な課題
- IT人材が不足する現状の中での事務職員の役割
- DXによる改善事例とその影響
- 事務職員業務のDX化の必要性
3. 自動化による経営改善の事例とサービス
- 自動化やロボット化の具体的事例紹介
- 自動化導入によるメリット
- 費用対効果を意識したサービスの考察
4. 質疑応答と名刺交換の時間
参加者は、DXの理念や実際の導入事例を学び、自身の業務に活かす知見を得ることができるでしょう。また、質疑応答のセッションでは直接講師に質問をすることで、さらなる理解を深めることが可能です。
お問い合わせおよび新社会システム総合研究所について
セミナーに関する問い合わせは、新社会システム総合研究所(SSK)まで。SSKは法人向けに多様なビジネスセミナーを提供しており、医療やテクノロジー情報を含む幅広いテーマで年間約500回のセミナーを企画・開催しています。
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