ワンメディアの小宮寛平氏がSpotifyアワードで味の素賞を受賞

ワンメディアの小宮寛平氏、Spotifyアワードで味の素賞を受賞

ワンメディア株式会社に所属するプランナー、小宮寛平氏が、デジタル音声広告のクリエイティブアワード「Spotify Hits 2025」の『Future Hitmakers』部門で、見事に味の素賞を受賞しました。これにより、彼のクリエイティブな才能と、若手クリエイターとしての存在感が高く評価されました。

受賞の背景

Spotify Hitsは、世界で7億人以上のユーザーを持つオーディオストリーミングサービスSpotifyが主催する賞で、広告の特性を最大限に活用したキャンペーンやアイデアを表彰します。その中で新設された『Future Hitmakers』部門は、30歳以下の若手クリエイターに焦点を当て、特にクリエイティブな発想が求められるもので、今回の受賞がその意味を強く表しています。

授賞式は、2023年11月10日（月）に行われました。小宮氏が受賞したプロジェクトは、広告主である味の素株式会社のクノールブランドに関連するもので、募集テーマは「味の素（株）商品ブランドと若者を音でつなぐコミュニケーション」というものでした。

受賞プロジェクトの概要

小宮氏が提案したプロジェクト名は「猫⾆クノール〜聴き終えると、ちょうどいい温度になるプレイリスト〜」です。猫舌を持つ消費者が、熱いスープを待つ時間を楽しめるように、Spotifyを利用して耳から癒しの時間を提供するアイデアが組み込まれています。このプロジェクトは、TwitterなどのSNSでの調査から、「猫舌」と「クノール」というワードが多く使われていることを発見したことが発端となっています。

スープが「ちょうどいい温度」になるまでの待機時間をSpotifyの音楽と結びつけ、ユーザーに新たなブランド体験をもたらす企画となっています。また、この施策では音声広告やSpotify独自の機能「The Stage」を活用し、12分間をより豊かに過ごすための提案も行われています。さらに、SNSを用いたアンケートやコミュニティ創出の取り組みを通じて、ユーザーが猫舌という共通の悩みをポジティブに語り合える場を提供することを目指しています。

審査員のコメント

味の素の担当者は、このプロジェクトについて「猫舌という切り口はユニークで共感を呼び、多くの人の心に響いている」と評価。加えて、「熱いスープを待つ時間を楽しむ視点も新しく、優しさが伝わるアイデアである」と称賛しました。これにより、ブランドイメージの向上にも大きく貢献することが期待されています。

愛情溢れる受賞コメント

小宮氏は受賞を受けて、「非常に光栄に思っています。自分が献身的に取り組んできた毎日の食事が、このアイデアの原点になっています」と語っています。彼にとって、クリエイティブな活動は、自身の生活や体験からインスピレーションを受けたものであり、特に日常的小話の中で「自分らしさ」を表現することが重要だと強調しています。

次世代クリエイターへのメッセージ

今回の受賞を記念し、小宮氏はミートアップイベントを開催します。このイベントは、クリエイティブや映像制作、SNSマーケティングに興味のある30歳以下の方を対象に、受賞プロセスや今後のクリエイティブ制作に向けたヒントを共有します。彼がどのようにしてこの受賞に至ったのか、具体的なトレーニングやアイデア発想法についての貴重な情報を得られる機会となるでしょう。

イベント詳細は、以下の通りです。

- 日時: 2025年12月5日17:00〜17:50
- 場所: ROJU NAKAMEGURO（東京都目黒区中目黒）
- 参加条件: 30歳以下限定、職業不問
- 参加費: 無料

興味のある方は、積極的にご参加ください。若手クリエイターとしての新たな一歩を踏み出すチャンスです。自らがクリエイティブな成果を手掛けている事例を通じて、次世代のクリエイターたちと共に新しい風を吹かせることができるはずです。