新サービス「Security-First Aid」でサイバー攻撃を可視化する時代が到来

新サービス「Security-First Aid」の登場

近年、サイバー攻撃はますます巧妙化し、企業や自治体、インフラを標的にした攻撃が増加傾向にあります。これに伴い、迅速な対応が求められる中、株式会社ブロードバンドセキュリティ（BBSec）が新たに提供を開始した「Security-First Aid」が注目を集めています。このサービスは、端末上での挙動データを短期間で収集・分析し、サイバー攻撃の侵入有無やその影響範囲を可視化します。

サービス提供の背景

デジタル化が進む現代において、サイバー攻撃はますます多様化・複雑化しています。企業や自治体では、攻撃を受けた際に「何が起きたか」を迅速に把握する体制が求められています。BBSecは、こうした社会的要請に応じて、初動対応を支援し、，更に次の対策を検討するための支援を行うために、「Security-First Aid」を開発しました。

「Security-First Aid」の概要

このサービスはエンドポイントの挙動データを収集し、その分析結果に基づいて、潜在的な脅威の有無を明らかにします。具体的には、プロセス実行やファイル操作、通信に関するデータを分析し、影響範囲を可視化します。分析には、実績のあるSentinelOne社製EDR「Singularity Endpoint」を用い、BBSecのセキュリティ監視チームが培った知見を基にした専門エンジニアが詳細なレポートを作成して報告します。

どのような企業に最適か

「Security-First Aid」は、以下のような企業に特に適しています。

- サイバー攻撃やマルウェア感染の可能性を疑っている企業
- 社内での監視体制が整っていない企業
- 多拠点やリモート環境で端末監視に課題を持つ企業

このような企業は、サイバー攻撃に対する準備が必要であり、高度なセキュリティ対策を行うことが求められます。

今後の展開

BBSecは、「Security-First Aid」を短期診断から継続的な体制整備へとつなげるスタート地点として位置づけています。今後は、脆弱性診断や運用支援、フォレンジックサービスとの連携を強化し、より包括的なセキュリティ体制を提供します。経営ビジョン「Vision 2030」に基づき、初動対応の標準化と可視化の実現を目指し、「便利で安全なネットワーク社会を創造する」ことに貢献していく所存です。

会社概要

BBSecは2000年に設立されたトータルセキュリティ・サービスプロバイダーです。現状の可視化や診断から事故発生時の対応、24時間体制での運用までをフルラインアップで提供しています。高い技術力と豊富な経験を活かし、「サプライチェーンや社会インフラを狙った攻撃、AI時代のセキュリティ」に関する社会的課題を解決し、より多くのお客様を守ることで、便利で安全なネットワーク社会の実現を目指しています。