多くの20代が秋の転職を希望、依然高まる転職意欲の背景

20代の転職希望時期調査の結果

株式会社学情が行った最新の調査によると、20代の社会人の約6割が「すぐに転職したい」と考えていることが明らかになりました。この調査は、2024年7月12日から7月28日の期間に実施され、495件の有効回答が得られました。

調査の主な結果

1. 転職意向の高まり

約37.6％の回答者が「すぐに転職したい」、さらに20.2％が「どちらかと言えばすぐに転職したい」と回答し、実に約6割が直近の転職を希望していることが分かりました。特に「良い企業が見つかったタイミングで転職したい」という意向が35.9％に達しています。

2. 入社希望時期

調査の中で、転職先の企業への入社希望時期について尋ねたところ、最も多かったのは「2024年9月」で31.7％、次いで「2024年10月」が20.8％でした。

この時期に入社したい理由としては、「募集が多い時期に転職したい」「引き継ぎや有給消化に時間がかかるため」「繁忙期を終えた後に転職したい」といった声が寄せられています。具体的には、現職の業務が落ち着く時期を待つ若手も多いようです。

次に多かったのは「2025年4月」で、9.5％の回答がありました。春の入社を希望する理由には、「新入社員としてのスタートを切るのが嬉しい」「年度の切り替わりに合わせて転職したい」という意見が見受けられました。