コープみらいがライナフの新しい宅配サービスを導入しました

コープみらいが新たな宅配システムを開始！

生活協同組合コープみらいは、2025年3月から株式会社ライナフが提供する「スマート置き配」サービスを導入します。この新サービスは、特にオートロック付きマンションの配達効率を大幅に改善するものです。

スマート置き配の仕組み

コープみらいが提供する宅配サービスにおいて、オートロック付きマンションの共用エントランスの鍵をデジタル化し、認証された配達員がその鍵を使って解錠できる仕組みです。これにより、受取側は事前に指定した場所に荷物を届けてもらうことが可能になります。このサービスの導入によって、宅配の手間が省かれ、配達効率の向上とコスト削減が期待されます。

導入の背景

コープみらいでは、決められた曜日や時間帯に荷物の手渡しや置き配を行っています。しかし、オートロック付きマンションでは、組合員が不在の場合、荷物が届けられないことがあり、そのために再配達や配送ルートの変更が頻繁に発生していました。これが配送コストの増加を招いていましたが、「スマート置き配」を導入することで、その課題を解決しようとしています。

拡大の予定

初期導入は東京都内のコープデリ枝川センターとコープデリ芝浦センターを対象に行われ、その後の効果を見込んで、2025年度中には千葉県、埼玉県、東京都全域へとサービスエリアが拡大される予定です。この取り組みにより、より多くの利用者が便利さと効率を享受できるようになることが期待されています。

コープみらいの概要

コープみらいは、埼玉県さいたま市南区に本部を置く生活協同組合であり、千葉県、埼玉県、東京都を事業エリアとしています。生鮮食品や家庭用品などの供給事業や、カルチャー教室の開催など、様々な事業を展開しています。また、週1回の食品宅配サービス「ウイークリーコープ」や週3日の弁当宅配「デイリーコープ」を運営し、約4,100台のトラックで年間6,000品目以上の商品を組合員に届けています。

ライナフについて

株式会社ライナフは、東京都文京区に本社を置く企業で、2014年に設立されました。スマートロックブランド「NinjaLock」を開発し、不動産管理に関するソリューションやオートロックマンション向けの置き配対応サービスも提供しています。「スマート置き配」は、全国の15,000棟を超えるオートロック付きマンションで導入され、すでに多くの利用者に好評を得ています。