アイランデクス株式会社、正会員として参画
福岡県福岡市に本社を置くアイランデクス株式会社(代表取締役:池田和法)は、一般社団法人インパクトスタートアップ協会(ISA)に正会員として参加することを発表しました。これは、同社の社会貢献と持続可能な発展への強い意思を示すものです。
アイランデクスのビジョン
「人生に離島を」というスローガンのもと、アイランデクスは離島や地域を起点にした様々な事業を展開しています。主な取り組みには、離島引越し便事業、物流事業、シェアハウスや学生寮の運営、さらに地域拠点の構築や関係人口の創出が含まれます。これらの活動を通じて、アイランデクスは人々の移動と暮らしの選択肢を広げる社会インフラづくりを目指しています。
現代の課題に挑む
少子高齢化や人口流出、担い手不足などの構造的な課題を抱える離島地域。しかし、同時にこれらの地域は日本社会の未来を先取する「課題先進地」とも言えます。アイランデクスは、自治体や地域住民、移住者、企業との協働を通じて現場の問題を理解し、実装を通じた解決策の開発に取り組んできました。
ISAとの連携により、このような現場から得られる知見を広めていくことは、アイランデクスの重要な役割となります。
インパクトスタートアップ協会との連携
ISAが掲げる「社会課題の解決」と「持続可能な成長」の二つの目標に強く共感したアイランデクスは、ISAの活動を通じて、離島・地域から見た制度設計や政策の問題、地域での実装における課題や可能性、そして民間企業としての役割・限界について議論し、提言していく計画です。これにより、地域と都市における持続可能な選択肢を増やすことを目指します。
アイランデクスの取り組み詳細
アイランデクスは具体的に以下のような活動を行っています:
1.
移動と暮らしのインフラ構築
アイランデクスは、離島引越し便や物流事業を展開し、物理的な移動のハードルを取り除くことで、人々が挑戦しやすい環境を整えています。
2.
暮らしの受け皿の提供
シェアハウスや学生寮を運営し、安全な生活空間を提供することで、新しい挑戦を支えています。これは地域の人々や移住者同士との関係を深める重要な役割を果たしています。
3.
地域の風景と共に
建築やリノベーションを通じて、その地域特有の風景と暮らしを重視した「しまの工務店」事業にも取り組んでいます。地域の持続可能性を考えた建築を進めています。
4.
実装型事業の重要性
現実の地域課題は、単に論じるだけでは解決できません。アイランデクスは、様々な分野での現場実装を通じて、実際のデータや知見を元に改善を重ねています。
5.
社会との対話
地域の課題を社会全体で考えるために、発信と提言を重視し、得られたノウハウやデータを広く共有することに尽力しています。
一般社団法人インパクトスタートアップ協会(ISA)について
ISAは、持続可能な社会を目指し、社会課題の解決に取り組むスタートアップ企業のエコシステムを構築するために設立されました。政府や財界、および学界とも連携しながら、ポジティブな社会的インパクトをもたらす事業の成長を支援することを目指しています。
アイランデクスの今後の展望
アイランデクスは、今後も「人生に離島を」という理念を持って、地域の課題に対する実践的な解決策を模索していきます。ISAとともに、離島・地域の未来をより明るいものにするために貢献していく姿勢を高めていきます。