ロームシアター京都の新作
2026-07-28 10:17:53

ロームシアター京都10周年記念事業で新たな舞台作品が誕生

ロームシアター京都10周年記念事業と新作舞台



2026年、ロームシアター京都が10周年を迎えるにあたって、特別企画「レパートリーの創造 ホープス」プロジェクトが始動します。このプロジェクトでは、若手アーティストたちが集まり、新たな演劇作品を創出することを目的としています。その中で、演出家の野村眞人による2つの主要作品『吉日再会』と新作『観光客』が注目を集めています。

『吉日再会』の作品概要



『吉日再会』は、仕事と親子の関係をテーマに取り扱う作品です。舞台は、精神科訪問看護師として長年働いてきた父と、俳優として活動するその息子によって進められます。父親が演じるのは看護師の役であり、訪問を通して患者との対話を重ねる中で彼らの心に触れようとします。一方、息子は演技を通じて自分とは異なる他者を演じることで、双方の職業や私的関係が交差する様を描くこととなります。

この作品は2026年に台北市で開催予定の「北投小戲節」に参加しますのが、2024年に大阪での初演が計画されており、台本に新たな演出が加えられる予定です。訪問看護の現場を舞台上に再現しながら、親子の関係や職業としての関わりの複雑さを描き出します。

新作『観光客』について



一方、新作『観光客』では、「観光」というテーマに焦点が当てられています。野村眞人は、これまでの作品で扱ってきた「故郷」や「家族」という主題に加えて、観光が持つ多様な側面に光を当てています。この作品は、多くの社会的課題を孕む現象として、観光が私たちの日常生活にどのように影響を与えているのかを映し出すものです。

2026年に予定されるワーク・イン・プログレス(試演会)を経て、さらに多様な俳優と共に上演される予定で、新たな視点から観光地と個人の経験、家族などの関係性を描きます。

公演情報



『吉日再会』と『観光客』の公演はそれぞれ以下の日程で行われます。
  • - 『吉日再会』
- 日時: 2026年10月30日(金)19:00、10月31日(土)14:00、19:00、11月1日(日)14:00
- 会場: ロームシアター京都ノースホール
- 言語: 日本語(字幕: 英語)

  • - 新作『観光客』
- 日時: 2026年11月6日(金)19:00、11月7日(土)14:00、19:00、11月8日(日)14:00
- 会場: ロームシアター京都ノースホール
- 言語: 日本語(字幕: 英語)

両作品とも、実験的なアプローチで演劇の新たな可能性を切り開く試みがなされており、観客との対話を大切にした温かな舞台となることでしょう。

チケット情報



チケットは、事前の予約が可能です。各作品の一般発売は2025年7月からスタートし、全席自由で手頃な価格です。特にユース(29歳以下)の割引価格や、セット券も用意されていて、若い世代にも観劇しやすい環境が整えられています。ぜひこの機会に、ロームシアター京都での新たな演劇作品を体感してみてはいかがでしょうか。

野村眞人について



野村眞人は1984年生まれの演出家で、レトロニムのメンバーとして、京都を拠点に活躍しています。彼の作品は人や場所、環境の現実的な関係を基にし、アクチュアルなフィクションへと再構築しています。『吉日再会』など、多彩な題材に取り組む彼の演劇作品は、観客に深い感動をもたらすことが期待されます。

ロームシアター京都の10周年を祝うこの一連のイベントを通じて、観客が新たな演劇の魅力を発見する機会となることを願っています。


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会社情報

会社名
公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団
住所
京都府京都市左京区下鴨半木町1番地の26京都コンサートホール内
電話番号
075-711-2244

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